2024年4月13日に実践会議を開催、実践者5名がそれぞれのアクションプランを発表し、ゲストとの対話を通じてアクションプランをブラッシュアップしていく機会となりました。
実践者のみなさんとアクションプランのタイトル
◆米倉里美さん:ホッとできる集会所@福岡の自宅&カフェ
◆黒川瞭太さん:交流が生まれるフリー駄弁り場@東京・なにかし堂(5/6(月)13:00ー19:00に実施予定)
◆村上弥耶子さん:社会と私の"いい”を見直すダイアログ@東京
◆稲葉里美さん:フラワーバンク~子どもと地域が花で繋がる仕組み作り~@新潟
◆奥田弘美さん:自分の悩みや思いを安心して表現できる対話の場@滋賀
ゲストのみなさん
◆神林俊一さん:一般社団法人プレーワーカーズ 理事/一般社団法人TOKYOPLAY/世田谷区 外遊び推進員
◆守本陽一さん:一般社団法人ケアと暮らしの編集社代表理事/医師
◆田中元子さん:株式会社グランドレベル代表取締役社長
◆永田夏来さん:兵庫教育大學 准教授(専門:家族社会学)
発表と対話~稲葉さんの事例から~
フラワーバンク~子どもと地域が花で繋がる仕組み作り~@新潟
私は花が大好きで花で何かしたいと思い中学校の教室に入れない生徒向けのフラワーアレンジメントワークショップをはじめました。そのワークショップで使う花を地域から集められないかと考え、フラワーバンクという花が集まる仕組みを作りました。
子どもたちは花を使って自分を表現できます、また、大人は花を提供することで誰かの役に立っているという思いになります。子どもにとって花を提供してくれる大人が地域にいることを知り、地域の大人にとっても子供たちの不登校などの現状を知り理解するきっかけになります。
このアクションを通して花っていいねと思う人たちが増えてくれてら嬉しいです。そして自分のやりたいことが誰かのお役に立てていたら幸いです。<一部抜粋>
ゲストからのコメント(一部抜粋)
◆田中元子さん
こどもたちのためになるかな?って迷い、自身に疑いを持ちながら、迷いと変態ぶりをどっちももっているのが素晴らしい。どっちかだけではダメ。だれかの役に立ちたい人も、自分を疑い迷うことがないとコミュニケーションというのは一方的になる。
屋台でも、一坪、一箱、一輪からやってみて次が始まるので、ふくらむことをお楽しみに。目の前の濃度が薄くて大きく手をひろげても、それはさとみさんにとって嘘っぱち。さとみさんはどんな規模であっても等しく尊いことをすると思う。さとみさんにとって手応えがあることが一番の成功。
◆守本陽一さん
僕も「本が好き」で図書館をつくったけど、でもそれによって、来れない人もいるんじゃないだろうかと、これでいいのかという思いを持ち続けて運営してきた。やっぱり思っているような人が来なかったなあとか、上手くいかなかったなという時に、辞めちゃうのではなく「じゃあ屋台の方に戻ってみよう」とか、一回撤退してみるもあり。
今の自分と地域社会とのバランスをみつけることが一番大事だと思う。大きければいいというものでなく、やめずに戻ってみたり、違うバランスを模索する。
実践会議の最後にゲストのみなさんからエール