協働

認定NPO法人ピッコラーレとの3年間の伴走プロジェクトがスタート!- 専門職の鎧を脱ぎ、1人の人として関わり合う-

PIECESでは、さまざまな団体や自治体とともに、子どもをはじめとした地域の人々が孤立せずに安心して暮らせる環境づくりに伴走しています。

今回は、認定NPO法人ピッコラーレ(以下、ピッコラーレ)との協働で、2025年度から3か年でスタートした「妊産婦支援×まちづくり」のプロジェクトについて、1年目の活動の様子をお届けします。
2025年7月にピッコラーレが開設した「らぴな」という活動拠点から始まる新たな取り組みの中で、PIECESがこれまで大切にしてきた「市民性」や「優しい間」のエッセンスがどのように生かされているのか。その様子をお伝えできればと思います。


プロジェクトの全体像|「支援者」である前に、ひとりの「人」として

今回のプロジェクトにおいて、私たちは「専門職や支援者である前に1人の人としての願いや在り方を探求する」ことを大切なテーマとしています。

ピッコラーレは、孤立する若年妊婦にとってのHOMEをつくる取組みとして、2020年から「project HOME」事業をスタート。これまでは、専門職が配置された環境での妊産婦への直接的な支援活動を展開してきました。
活動から5年を迎える中で、地域での暮らしに移行することや、そもそも専門的な支援にたどり着く前の地域におけるケア的な環境をつくることへのニーズや想いが生まれてきました。

この転換点に関わらせてもらう上で、私たちが重視したのが、一人ひとりが専門職や支援者である前に1人の人としての願いや在り方を大事にすること。そして、スタッフやピアスタッフ、地域の人たちが、ときに違和感や葛藤をも共有しながら、学びや対話の時間を重ねていくためにどのようなプロセスを設計するか、ということです。

ともすると従来の支援的な枠組みにおいては、「支援者としての役割(正しくあること、ニーズに応じること)」を背負いがちです。それ自体は一つの大切なあり方ですが、地域の多様な人や社会資源とつながり、その力を生かしていくためにも、また自分自身が「支援-被支援」の関係を越えた関わりを育んでいくためにも、「1人の人」としての存在を大切にすることが重要な要素であると考えました。


2025年度のテーマ|根っこを育てる

3年間の最初の年となる今年度のテーマは、「根っこを育てる」です。

まずは、らぴなに関わるスタッフ・ピアスタッフの皆さんを対象に始めました。専門職や支援者としての肩書や普段の役割を一旦脇に置き、一人ひとりが「私はどんな暮らしの場を作りたいのか」「私が大切にしたい価値観は何か」を語り合う時間を丁寧に作りました 。「私は何を大切にしたいのか」を丁寧に掘り起こすことは、意識的に取り組まないと持てない時間であり、そのための立ち止まって考える時間を一緒に創出していきました。

具体的には、以下の2つのプログラムを実施しました。

1. 未来語りワークショップ:「専門性の鎧を脱いで、私として語る時間」

1人の人としてこの場からどのようなシーンが生まれることを願っているのか、それぞれの想いを語り合い、聴き合う場をつくりました 。これにより、らぴなという新しい場所と、自分自身を深くつなげていきました。

2. CforC出張プログラム:「自分なりのあり方とまちへの関わりを考える」

PIECESが展開する市民性醸成プログラム「Citizenship for Children(CforC)」のエッセンスにふれ、市民性や資源性、地域との関わり等をキーワードに対話を行いました 。自分なりのあり方や、地域への関わりに目を向ける学びの機会となりました。

参加者の声

いつの間にか、専門性や能力を有していることが価値であり、それが優劣を決めるという前提を内面化していました。しかし今日、「市民性」という視点に触れたことで、役割や肩書きではなく、一人の人としてその場に在ること自体に意味があるのだと再認識しました。誰かの期待に応える存在である前に、私は私であってよい。その感覚を久しぶりに取り戻せた時間でした。

ワークを通して自分の立場や役割について改めて考えることができ、普段の業務の中では意識しきれていなかった視点に気づくきっかけとなりました。

肩書きや役割に寄らない関係性をより意識し、自分自身の中にある市民性を大切にしながら、地域の方々との関わりを深めていきたいと感じました。専門性を否定するのではなく、それに偏りすぎないバランスを持つこと。その姿勢を、活動の中で体現していきたいと思います。

2026年度に向けて|関わりの輪を広げていく

2025年度、スタッフのみなさんの内側で「個人として語る力」が育まれ、一人ひとりの願いや価値観から多様で豊かな情景が共有されていきました。

今年度からは、この内部で醸成された想いを基盤に、段階的に関わりの輪を広げていきます。団体内のスタッフだけでなく、具体的に顔と名前が思い浮かぶような、地域の人たちや関心のありそうな人たちを巻き込んだ学習と対話の場を展開していく予定です。

地域住民との有機的なつながりを育みながら、引き続きピッコラーレの取り組みに伴走していきます!


企業・団体の皆さまへ

PIECESでは、団体の抱える課題や目指すビジョンに合わせて、今回のような中長期的な伴走支援や、CforC出張プログラムを活用した研修のカスタマイズを行っています。

「スタッフ同士の対話の場を作りたい」「地域を巻き込んだプロジェクトの土台作りを支援してほしい」といったご要望がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

「正解はないけれど、対話が必要だった」稲美町の『ゆるり家』が研修で見つけた、地域とつながる新たな一歩

兵庫県稲美町でこどもの居場所づくりに取り組む「NPO法人ゆるり家」。日々の活動に追われる中で、スタッフ同士が想いを共有し、地域へ活動を広げていくために、PIECES(ピーシーズ)による研修を実施しました。代表のりえさんに、研修を終えての率直な感想と、そこで生まれた「予期せぬ化学反応」についてお話を伺いました。

NPO法人 ゆるり家

兵庫県稲美町で、子育てひろば、月曜日の放課後だけの駄菓子屋さん、中学校内居場所、放課後居場所カフェなど、さまざまな居場所づくりを行っています。
いろんな『コドモ』を見守る、気のいい『オトナ』であふれる町を目指して、人がゆるやかに集う場をつくっています。

Instagramにて発信中!

https://www.instagram.com/yururiya173/

こどもにやさしいまちづくり 開催概要

第1回:こどもたちの今とおとなにできること
2025年8月30日 稲美町子育て交流施設 いなみっこ広場にて開催
・今日の目的
・自己紹介タイム
・「子どもの頃、何か支えになった存在はいましたか?」ワーク
・講演
 
子ども・若者たちのいま
 
大切にしたい「まなざし」と「関わり」
・対話の時間

第2回:こどもとの関わり方を振り返る
2025年12月17日 稲美町加古福祉会館にて開催
・ワークの目的
・価値観のメガネに気づく
・リフレクションペアワーク
・まとめ・感想共有


価値観のメガネに気づく
私たちが意見として表す言葉や行動の背景には、これまでの経験から形づくられてきた価値観があります。他者の背景を想像すること、そして自分の価値観をみつめることの大切さについてお話しました。

リフレクションペアワーク
参加者のみなさんには、事前に配布した「エピソード振り返りシート」に、子どもとの関わりの中で少しモヤモヤしたり葛藤を感じたエピソードを記入してきていただきました。

体験ワークとして取り組みやすいリフレクションのペアワークでは、定型の14つの問いを使ってお互いに問いかけ合い、少しずつ思考や願いを深めていきました。問いを重ねていくことで、話す人自身が、一人では気づけなかった相手の子どもと自分の願いや価値観に出会っていく。そのプロセスを、それぞれのペアがゆっくりと、二人で心を寄せながら深めている様子が印象的でした。

「こどもとの関わりを振り返る」研修の様子

スタッフ間で「立ち止まる時間」を共有できた

 「ボランティアでやっているからこそ、活動時間外に集まるのは難しい。でも、今回はその時間を共有できて本当によかった」。
りえさんは開口一番、そう振り返りました。 普段は目の前の子どもたちの対応に追われがちですが、今回の研修では「リフレクション(振り返り)」の手法を導入しました。研修には、ゆるり家のスタッフをはじめ、地元の社会福祉協議会職員や、広報を見て申し込まれた方など、計15人が参加されました。
個別のケースについて正解を求めるのではなく、スタッフ同士で「あの時どうだった?」と対話することで、「こういう時間が必要だったんだ」という再確認ができたと言います。

「外の風」がもたらした地域の変化 

今回の研修には、ゆるり家のスタッフだけでなく、行政職員や、大阪からわざわざ話を聞きに来た参加者もいました。

大阪からの参加者と地元の学童保育の先生、そして行政職員が同じグループで対話をするという、普段ではありえない光景が生まれました。

「外から学びに来る人がいるんだ」という刺激は、行政職員にとっても新鮮な驚きとなり、「良かったです!」とわざわざ声をかけられるほどの反響があったそうです。

「こどもにやさしいまちづくり」第1回はPIECES代表理事の斎が講演を行いました

広報紙から生まれた、ひとりのボランティアの物語

研修の成果は、人のつながりとして現れ始めています。

稲美町の広報紙を見て研修に参加したある女性は、その後、中学校内にある居場所のボランティアとして定着されたそうです。
さらに、その場での出会いがきっかけとなり、なり手不足だった地域の「主任児童委員」を引き受けることになったというドラマも生まれました。
 
「広報紙を見て来る人は少ないけれど、そこに掲載されたからこそ生まれる出会いがある。一人が動き出すってすごいこと」と、りえさんは手応えを語りました。

「対話の芽」を、今後は行政や地域全体を巻き込んだ勉強会へ育てたい

 「子どもの声をどう聴くか」。国の方針としても掲げられていますが、現場ではまだ手探りです。今回の研修で生まれた小さな「対話の芽」を、今後は行政や地域全体を巻き込んだ勉強会へと育てていきたい。稲美町で活動する「ゆるり家」さんの挑戦は、まだ始まったばかりです。

研修時にお話くださった「ゆるり家」代表のりえさん。


PIECESでは、講演・研修をお受けしています!

認定NPO法人PIECESでは、日本の子どもを取り巻く環境やPIECESの取り組み、一市民・一企業という立場でできることなどを知っていただくため、講演や研修などのご依頼をお受けしています。イベントや勉強会、ランチセッション、人事研修などの講師としてお呼びいただくことで、より多くの方々とともに、市民性醸成に取り組むことができます。
講演形式だけでなく、対話やワークショップを交えた形など、ニーズに合わせて柔軟に対応しております。

自治体にて講演・ワークショップを実施した時の様子

「私たちの企業・団体・自治体でも、研修・講演を開催してみたい!」 
「まだ具体的な研修内容は分からないけど、ちょっと話を聞いてみたい」など、ぜひお気軽にご相談ください。

個別相談会、実施中!

【市民向けプログラムレポート】子どもに優しいまちづくり~小さな一歩の始め方~

東京都稲城市の福祉事業所「+laughイナギ」を拠点に、地域市民とのつながりづくりを目的とした、3回連続の研修を実施しました(各回20名~25名参加)。

「子どもに優しいまちづくり」をテーマに、各回にゲスト講師を迎え、講義や参加者同士の対話、ワークショップを行い、参加者から「自分自身のことを振り返り、さらに皆さんともお互いに認め合うことができた」といった感想が寄せられています。

【対象】
+laughイナギの職員、一般市民

【目的】
研修を依頼してくださった一般社団法人Life isは、これまで多摩市で駄菓子屋を併設した重症児者向けの福祉事業所「+laugh」を運営されてきました。新拠点の「₊laugh イナギ」でも、地域の人たちとの交流が自然と生まれる場になるよう、稲城市民とのつながりづくりを目的に3回連続の研修を行いました。

【プログラム概要】
以下のような3回連続研修を実施しました。

◆1回目:子どもの現状と私たちにできること
・子どもを取り巻く現状
・子どもの権利としての心の健康とウェルビーイング
・子どもの心の健康とウェルビーイング
・子どものメンタルヘルスとウェルビーイングに影響すること 
・グループワーク

◆2回目:まちへのまなざしと私の中にある市民性
・子どもの孤独・孤立に対するアプローチと課題
・ワーク
・市民性を発揮する上で大切にしたいこと
・市民性から生まれる「ふつうの関わり」
・ストレングスと資源
・ストレングスのミニワーク

◆3回目:子どもに優しいまちづくり事例とこれから私にできること
・地域の人たちとの場づくりや身近にできることの紹介
・自分の地域について考えるワーク
・「子どもとともに」という視点でやってみたいことを考えるワーク

<参加者の声>

・体験したことのないグループワークが沢山盛り込まれ、楽しく参加できた。参加の方ともつながるきっかけを頂けたのも良かった。

・素晴らしい内容でした。期待していた通り、想いを共有できる人達と出逢えたことがまず大きな収穫でした。居場所づくりを考えていて、そのヒントになるものがたくさんありました。自分のなかで気づいてきたり学んできた結論のようなものの答え合わせができたような気持ちでした。これでいこう!と思えました。

・子どもへの向き合い方を新たに発見出来ました。また、大人にも通ずるなと感じました。

【研修担当者コメント】

普段暮らしているまちのなかでも、似たような思いや関心ごとをもつ方々と出会える機会は多くはありません。
今回は「子どもに優しいまちづくり」という共通のテーマのもとに集い、ワークを重ねることで、自分たちのまちの良さに気が付いたり、新たなつながりが生まれるきっかけとなりました。 研修中には、自然と参加者の方同士が連絡先を交換する姿も多く見られました。
主催のLife is さんからは、3回の研修を終えた後も事業所にふらりと訪れる方々が増えたとのお声をいただき、とても嬉しく思っています。


「私たちの企業・団体・自治体でも、研修・講演を開催してみたい!」 「まだ具体的な研修内容は分からないけど、ちょっと話を聞いてみたい」などありましたら、どうぞご相談ください。

研修事例のご紹介「子どもとの関わりを振り返る研修」

奈良県生駒市で子どもに関わる活動を行う一般市民に向けて研修を実施(参加者:20名)しました。「子どもの心の声を聴く」リフレクション研修を行い、参加者からは「自分の価値観を知ることが相手(こども)と対話するために必要だと分かった」などという声があがりました。

【対象】

生駒市の子ども政策課職員、一般市民

【目的】

生駒市では、「こどもが地域の信頼関係の中で育ち、願いや希望を安心して表現しながら、人生を選択できるまち」を目指して、子育てを社会に開き、家庭の中だけで完結させなくてよいまちと地域でこどもが育つまちづくりを進められています。

令和7年度は、子どもの声をきくための大人のマインドセットについて取り組まれるとのこと。そんな中で同市職員のみなさんが、PIECESの取り組みに共感してくださり、声をかけてくださいました。

今回は子どもの声をきく施策を進めるにあたり、まずはその足がかりとして、すでに子どもに関わる活動をしている市民の方に向けてリフレクションを体験していただきました。

【こどもとの関わり方を振り返る 研修概要】
・ワークの目的

・リフレクションについてのインプット

・リフレクション体験ワーク

・まとめ・感想共有

体験ワークとして取り組みやすいリフレクションのペアワークでは、定型の14つの問いを使ってお互いに問いかけ合い、少しずつ思考や願いを深めていきました。それぞれに自分の心の奥にある感情や思いに触れて、新しい気づきを得てくださったようです。

参加者からは以下のような感想をいただきました。

<参加者の声>

・自分の価値観を知ることが相手(こども)と対話するために必要だということに、今日で納得した。

・仕事をしていて、自分と全然違う見方や価値観を持っている人に何か言われると、ガーンとなる。でも、そんなモヤモヤが起きた時こそ自分を知るチャンスなんだということが分かって良かった。

・子育てしていて、ついタスクをこなすことやお金の計算をして、大人として正しいことを言おうとしている自分に気づいた。

・リフレクションワークに定型の問いがあることで、問う方も問われる方も、安心してワークができた。「普通なら、こんなことまで相手に問えないわ」っていうことも問うことができるし、問われる方も「書いていることを読んでくれてるだけ」と思えるから安心して話せる。

・相手(こども)だけでなく自分自身の気持ちもちゃんと見る「自己覚知」に目からウロコだった

【研修担当者コメント】

目の前の子どもとの関係性に戸惑いやモヤモヤを感じた時に、わたしたちは、つい相手の状況や自分の振舞いに意識が向きがちです。
PIECESの研修では、その前提にある自分の内面に意識を向けることで、一過性の解決で終わらない、自他ともに心地よい関係性を築くためのマインドセットをお伝えしています。
今回も、みなさんが自分自身が大切にしているものに気づき、その上で子どもとどのように向き合うかを考えるきっかけを得てくださった様子です。そんな時間を一緒に過ごせたことに、感謝しています。


「私たちの企業・団体・自治体でも、研修・講演を開催してみたい!」 「まだ具体的な研修内容は分からないけど、ちょっと話を聞いてみたい」などありましたら、どうぞご相談ください。

【生駒市】「こどもとの関わり方を振り返る」|研修レポート

奈良県生駒市にて、PIECESのCitizenship for Children(CforC)プログラムのコンテンツであるリフレクションを用いた研修を行いました。(地域活動スキルアップ講座「こどもとの関わり方を振り返る」)

生駒市では、「こどもが地域の信頼関係の中で育ち、願いや希望を安心して表現しながら、人生を選択できるまち」を目指して、子育てを社会に開き、家庭の中だけで完結させなくてよいまちと地域でこどもが育つまちづくりを進められています。

令和7年度は、子どもの声をきくための大人のマインドセットについて取り組まれるとのこと。そんな中で同市職員のみなさんが、PIECESの取り組みに共感してくださり、声をかけてくださいました。

今回は子どもの声をきく施策を進めるにあたり、まずはその足がかりとして、すでに子どもに関わる活動をしている市民の方に向けてリフレクションを体験していただきました。

リフレクションとは、過去の行動や思考を自分自身で振り返ることで、自身の行動や思考のパターンを客観的に理解することです。CforCプログラム本編のリフレクションは3〜5人のグループ対話を2時間かけて行いますが、今回のように、体験ワークとして取り組みやすいペアワークの形でも学べる講座も実施しています。

リフレクションについて簡単な説明をした後、体験ワークはペアで行いました。事前に書いていただいた「最近子どもとの関わりでモヤモヤしたり、気になった場面とエピソード」をもとに、定型の14つの問いを使ってお互いに問いかけ合い、少しずつ思考や願いを深めていきました。

おひとり20分ずつ、ペアで40分程度のワークと決して長くない時間でしたが、それぞれに自分の心の奥にある感情や思いに触れて、新しい気づきを得てくださったようです。

ワークの後で行ったグループ対話(ふりかえり)でも、「こんなに自分の思いに向き合ったことはなかった」「自分の価値観を子どもに押し付けてないか、自覚的になるのって大切ですね」と感想を教えてくださいました。

具体的には、アンケートや直接のメッセージで下のようなお声をいただきました。一部を紹介します。

<参加者の声>

・自分の価値観を知ることが相手(こども)と対話するために必要だということに、今日で納得した。

・仕事をしていて、自分と全然違う見方や価値観を持っている人に何か言われると、ガーンとなる。でも、そんなモヤモヤが起きた時こそ自分を知るチャンスなんだということが分かって良かった。

・子育てしていて、ついタスクをこなすことやお金の計算をして、大人として正しいことを言おうとしている自分に気づいた。

・リフレクションワークに定型の問いがあることで、問う方も問われる方も、安心してワークができた。「普通なら、こんなことまで相手に問えないわ」っていうことも問うことができるし、問われる方も「書いていることを読んでくれてるだけ」と思えるから安心して話せる。

・相手(こども)だけでなく自分自身の気持ちもちゃんと見る「自己覚知」に目からウロコだった


【開催概要】

生駒市市民活動推進センター「こどもとの関わり方を振り返る」

日時:2025年3月31日(土)

主催:生駒市

講師:泉森奈央・阪口輝恵(PIECESスタッフ)

「私たちの法人でも、研修・講演を開催してみたい!」 「まだ具体的な研修内容は分からないけど、ちょっと話を聞いてみたい」などありましたら、どうぞご相談ください。

【積水ハウス様】自宅と地域をつなぐ「住まい開き」を取材・交流会を行いました。

<地域との「住まい開き」を通じた豊かなつながり>
積水ハウス株式会社様が発行する、同社の戸建て住宅オーナー様向け冊子「きずな」にて、オーナー様が趣味や特技を生かして行っている「住まい開き 」※を募集・取材する企画にPIECESが協力サポートとして参画しました。

本企画では、PIECESは協力パートナーとして企画全般の立案に携わったほか、オーナー様を対象としたオンライン交流会を開催しました。「地域交流」をテーマとした参加者の皆さまとの対話や、「住まい開き」をする際にヒントとなる「市民性」に関するお話をさせていただきました。

交流会では、「わたしと地域」との関わり方を中心に、いろいろな気づきや再確認があった様子でした。とくに、「曖昧さ」という言葉が印象に残った方が多く、「お家作りでも内と外を曖昧にして空間を広く見せたりしますが、地域との関わり方も同じなんだなと感じました」という気づきの声や「人と人とのつながりが、人生を豊かにしていくことを再確認した」といった感想が届きました。
ご参加いただいた3組のオーナー様には、「住まい開き」の様子を取材、同社が発刊する生活情報誌「きずな(150号記念号)」で紹介させていただきました。

PIECESは、積水ハウス様がグローバルミッションとして掲げる”「わが家」を世界一幸せな場所にする”に共感し、「住まい開き」という地域との関わりを通じて、豊かなつながりが育まれていくことを願います。

※住まい開きとは?
住まい開きは、自身の趣味や好きなことを活かしながら、自宅の一部をご近所や地域の人などの集う場・コミュニティの場をつくる活動を指します。
「わたしと地域」がゆるやかにつながることで、暮らしへの愛着やウェルビーングの向上にもつながると言われています。


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研修レポート|【ピジョンランド府中さま】子どもの権利に関する研修

ピジョンランド府中さまにて、子どもの権利に関する研修を実施しました

ピジョンハーツ株式会社さまが運営する保育園「ピジョンランド府中」にて、子どもの権利に関する研修を実施しました。
ピジョンランド府中では時代に合わせた保育の向上を目指して、毎年職員研修に取り組まれているそうです。その中でも今年は「子どもの人権」について、1年間かけて職員で学びを深めていると伺いました。その一環として、今回は「子どもの権利」についてPIECESの職員からピジョンランド府中で勤務される職員さんに向けて、お話をさせていただきました。

「子どもの権利条約とは」といった歴史や概要のお話から、実際に暮らしや保育の中で子どもの権利を尊重するとはどういうことか、具体的な事例をもとに共に考えを深めました。また「子どもの権利」の視点だけではなく、子どもや関わる大人の行動の背景にある「願い」に目を向けることの大切さにも触れ、子どもたちとの日々の関わりを立ち止まって見つめ直す時間をともに過ごさせていただきました。

参加者の声

・「子どもの権利」のメガネで見てみると、大人が子どもの権利を侵害しているかもしれない。という話しを聞き、考えさせられました。

・子どもの権利を大切にすることも大切だが、大人も大切にしないといけないと言っていたのが、印象的でした。自分を大切にすることにもつながってくる「子どもの権利」。子どもを一人の人として見つめ、子どもの声を聞く。時間に追われてしまう大人も、もっと子どもの声を聞いて保育をしたいと思いました

・普段保育の中で、子どもの権利を尊重するのは難しいこともあると思っていたが、子どもの言うことを全部聞く、ということではなく保育者側の願いも含めて、一番良いことを探していく、考えていくということが子どもの権利を尊重するということになると分かった。

・子ども一人ひとりが持っている権利は、大人と同じこと。子どもも1市民としての関わりが大切であること。受講して最も大人として大切にしなければならないことが分かった。

・子どもの権利を大切にするには、お互いの権利を尊重するということを意識し、子ども同士の関わりはもちろん、自分自身と子どもの関わりに反映させていけたらと思う。

子どもの願いをみつめる -子どもの権利の視点から-
日時:2024年10月12日(土)
主催:ピジョンランド府中
講師:矢部杏奈(PIECESスタッフ)

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セミナーレポート|地域全体で子どもの育ちを支える

江戸川区児童相談所と協力してセミナーを開催しました

江戸川区児童相談所が主催する1DAYセミナー地域全体で子どもの育ちを支えるために私たちにできることにPIECESが協力しました。

当日はファミリー・サポート、子ども食堂のボランティアや里親など、子どものための活動に携わっている方や関心のある方にお集まりいただき、体験談や日頃の活動の悩みを共有することで、多視点から江戸川区の子どもや取り巻く環境を考える貴重な機会となりました。

セミナーでは、PIECES代表理事の小澤より「子どもの孤立とわたしたちにできること」をテーマに、子どもの孤立の現状や市民性が醸成されたまちづくりについてお話させていただきました。その後は事務局長 斎の進行のもと、おうち食堂(食事支援ボランティア派遣事業)や里親、ショートステイをされている方々より体験談を語っていただいたり、日常の中での子どもとの関わりや、子どもにとって居心地のよい地域について参加者同士で対話をしながら理解を深めていきました。

今後も、さらなる交流と協力を通じて、子どもたちにとって居心地のよい優しいまなざしに溢れた地域と人づくりをサポートしていきたいと考えています。

参加者からの感想(一部抜粋)

・たくさんの方が支援活動に興味関心を持ち、関わっていることを知ることができて良かったです。世の中はこんなにも温かいんだなと感じることができました。

・地域でどんなことができるのだろう、と思っていましたが、小さなことから市民として子どもたちに関われる機会ってたくさんあるんだなと感じることができました。

・里親になることに対してハードルが高いと感じていましたが、リアルなお話を聞けて短期間から子どもたちの受け入れが可能ということですごくハードルが下がりました。

・困った人を助けたいという同じ思いがある方が多く、そういう力を合わせて活動が出来ればいいなと思いました。

1DAYセミナー「地域全体で子どもの育ちを支えるために私たちにできること」
日時:2024年2月18日(日)14:00~16:30
主催:江戸川区児童相談所  協力:認定NPO法人PIECES
場所:篠崎文化プラザ第一・第二講義室(東京都江戸川区篠崎町7-20-19)
参加者:約45名

当日のプログラム
①講演      : 児童精神科医による「子どもの孤立とわたしたちにできること」
②体験談     : おうち食堂、里親、ショートステイ協力家庭など
③みんなで考える : ワークショップ/グループトーク

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