「子どもと共に、時代を超えて優しい間をつむぎ続ける社会」
私たちがこれまで大切にしてきた社会像です。

私は児童精神科医として、さまざまな子どもたちに出会ってきました。
明日どころか、1分先のこともわからない。
そんな環境下で生きている子どもたちが、私たちのすぐ隣にいるという現実を「仕方ない」では終わらせたくない。
そんな想いから、孤立が深刻化する前に、子どもたちの生きる地域に信頼できる市民を増やすための活動を行なってきました。

インフラのように、優しい間がどの子の周りにも広がっている。
そんな未来を紡げるのは、子どもの日常に必ず存在している私たちがもつ「市民性」だと思っています。
だから、私たちはこれからも「市民性」の可能性を信じ、活動を続けていきます。

NPO法人PIECES代表理事 / Founder
児童精神科医 /こども家庭庁アドバイザー
小澤いぶき

 

PIECESの活動

「やさしさのむしめがね」という取り組みで、市民性について紹介しています。もっと知りたい方はこちら

PIECESは市民性を照らします

人が人として、自分のことや誰かのことを大切に想う気持ちや願い、温かなまなざしや関わり、そしてそこから生まれるつながり。
そんなだれもが持つ「市民性」。
今この社会では、そこにあるはずのものが周りからも、自分でさえも見えにくく、気づかれにくくなっているのかもしれません。

私たちPIECESは、そんな「市民性」を照らし、育むことをしていきたいと思っています。
それこそが、孤立や分断へのやさしい処方箋になると信じているから。

 

Cultivate Citizenship-市民性を耕す啓発活動-

この社会を織りなす一員として、誰もの尊厳を大切にするためのまなざしや、自分や社会をみつめる問い、子どもの権利などに関するイベントや情報を届けています。
誰もが、誰かにとって「信頼できる他者」となりうる気づきを届けることで、一人ひとりが持つ「市民性」が発揮されやすい環境を耕します。

活動の詳細はこちら


Citizenship for Children-市民性醸成プログラム-

地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすことを目指しています。
「支援者」ではない「ひとりの人」としてどのように子どもと関わるか、子どもと自分にとって心地よいあり方を仲間とともに学び、実践します。
2016年からプログラムを開始し、これまでに150名以上が参加しました。ここから地域で子どもに寄り添う多様なプロジェクトが生まれています。

活動の詳細はこちら

 

子どもを取り巻く「孤立」の現状

「自分は孤独だ」と感じる子どもの割合

“An overview of child well-being in rich countries”, UNICEF Innocenti Research Centre, 2003 より作成

10人に3人の子どもが感じる孤独感

貧困、いじめ、虐待など、子どもを取り巻く社会問題の背景にあるのが「子どもの心の孤立」です。心が孤立した状態の子どもたちは、安心できる場や人へのアクセスを欠いた状態にあります。
人との関わりが希薄化・限定化される中、孤立した子どもたちの状況はより深刻になっています。そしてその背景にあるのは、危機が起きる前に「助けを求められるつながりが身近にない」という課題だと考えています。

 

PIECESを支援する

PIECESの活動は、個人・法人の方々からの寄付を主たる財源に活動しています。 その中でも毎月、あるいは毎年継続的に頂く寄付は、活動を持続・発展させていく上で、必要不可欠な存在です。

私たちの活動によって、既に社会に生じている大きな痛みを癒すことはできないかもしれません。
それでも、一人ひとりのまなざしやあり方が変わっていけば、社会にやさしいつながりが生まれ、大きな痛みそのものが生まれにくい社会になると信じています。

市民性はいつの時代もそこにあり、社会を紡ぐ大切な力になる。だからこそ、PIECESは絶やすことなく市民性を照らし、育み続けたいと思っています。

寄付を通じて、子どもたちの周りに市民性を育む仲間になりませんか?

 
 

寄付者の声

PIECESは、子どもたちを一人の人として大切にする社会を育むため活動しているNPOです。
人としての根源的な欲求や権利は、幸せを求められることだと思っています。その幸せを感じるときとは、自己実現が満たされている状態でありましょう。ただ、自己実現とは一人でできることでなく、多く人との関わりがある社会が必要です。
NPOの基本的な存在意義に、一人ひとりのもつ市民としての力がつながり広がる市民社会の育成があります。
小さな笑顔が他の笑顔へとつながるように、小さな寄付も他の寄付へとつながるように、私はPIECESを応援し続けます。皆さんも、ご一緒にどうぞ。

渋澤 健さん
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役
コモンズ投信株式会社 取締役会長

 

初めは自分の子どもが育つ社会がよくなるようにと願いを込めて寄付をはじめました。
今はそれ以上に、PIECESの理念、広く言えば人との関係性を自分自身も見直すことができたことに寄付してよかったと思える理由があります。PIECESの「親でも先生でもない斜めの関係」に共感し人に寄り添う姿勢を私も学ばせてもらっています。

U.Mさん ―40代・男性・会社員

悩みや困りごとを直接的に支援するのではなく、気持ちに寄り添い「心の孤立」に目を向ける。
そんなPIECESの活動を初めて聞いた時、自分の今までの人生のモヤモヤも晴れるような気持ちでした。
誰かの心を知ろうとすることが社会全体を考えることに繋がるということ。それをPIECESを応援しながら日々教わっているように感じています。

M.Hさん ―30代・女性・フリーランス

 

PIECESに寄付をすると

 

オンラインスペースへの参加

PIECESメイト(月額寄付者)が集い・つながる「Piece for Peace(PforP)」というオンラインスペースがあります。

社会も自分もwell-bingになることを目指しながら、自分なりの小さな市民性発揮の種を見つけるイベントや交流などを行っています。すでに100名以上の方が参加!

単発でご寄付いただいた方には、期間限定でご参加いただけます

PforPの詳細はこちら

 

スタッフからのメッセージ

 
 
 

寄付プラットフォームからもご寄付いただけます

Yahoo!ネット募金は、クレジットカードまたはTポイントで1ポイントからの寄付が可能です。
Yahoo! JAPAN IDをお持ちであれば、所要時間 約1~2分で寄付が完了します。

Syncable(シンカブル)は、個人と非営利団体を繋ぐ、ソーシャルアクションを促す寄付のプラットフォームサービスです。500円から寄付が可能なほか、Amazon Payもご利用いただけます!


よくあるご質問

Q 税の優遇措置は受けられますか?

大変申し訳ございません。2024年3月26日以降のご寄付は、税の優遇措置の対象外となっております。
詳細についてはこちらをご確認ください。

Q 領収書は発行できますか?

はい、領収書の発行は可能です。原則として年1回、ご登録先の住所宛にお送りしています。

Q 寄付は何に使われるのですか?

ご寄付は、子どもとともにある社会に必要な市民性を醸成する「Citizenship for Children」プログラムや啓発活動などの活動にに使わせていただきます。

Q 月額寄付での支援はできますか?

毎月1000円以上のご寄付で活動を支えていただくPIECESメイトを募集しています。


SNSなどを通じて、PIECESの最新情報や様々な形で応援いただいているみなさんのメッセージなどを発信しています!
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