基礎コース・探求コースが終了しました|CforCレポート
子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するオンラインプログラム Citizenship for Children2023
「支援者」ではなく「ひとりの人」として子どもに関わりたいと思うからこそ生まれる、迷いや葛藤。Citizenship for Children(CforC)は、そんな願いや気持ちを持つ人たちが集い、子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するオンラインプログラムです。
2023年8月から開始したCfrorCプログラム2023は、PIECESメイトをはじめとするたくさんの方々に支えられ、2023年1月末をもって無事終了しました。
今年度は基礎コース47名、探求コース30名の方に参加いただき、ともに学びを深めていきました。プログラムを終えた参加者の方からの感想を一部ご紹介します。
参加者の声
多くの視点を持つことができるようになった。自分の考えや思考の癖を捉えて他の考え方もあるかもしれないと一度立ち止まって考えられるようになった。
毎回講師の方から自分が知らなかった学びを多くもらったので視野が広がるとともに安心感もあり、自分がしたいことをしていいんだという気持ちになった。同時に自信にもつながり、自分の軸がぶれなくなった。
相手に合わせるのではなく、自分ができること自分が楽しいことを提供していくことに躊躇しなくなったし、ゼミの中でも自分の言葉として話せるようになった。専門的な知識や資格がないことで、自分は子ども・若者に関わっていけるのか、モヤモヤした気持ちを持ちながら参加しました。6回の講座で関わり方は様々あることを学び、自分にも子ども・若者に関わることができる場面は多くあるのではと思えました。
自分の感情を大切に取り扱うことができるようになったと思います。
プログラムを通じて、自分なりに大切にしたい願いや感情に気付くなど、参加者一人ひとりにそれぞれの変容があったなと感じます。それは、参加者のみなさんが講師の方々や他の参加者との対話を重ね、他者に想いを馳せ、自分と向き合う地道なプロセスを一歩ずつ、確かなものにしていったからなのだと思います。
CforC2023の参加者のみなさんとは、今後も修了生としてつながり続け、CforCで得た気付きや想いをともに分かち合い、この出会いを大切に紡いでいけたらと願っています。
実践コースのスタート
CforC2023探求コースの参加者のうち、5名の希望者が地域で自分らしいアクションをしていく「実践コース」に進んでいます。
実践コースでは、2024年5月まで、CforCを経た参加者が、さらに自分の手元から「優しい間」をうみ、自分なりの市民性が発揮されるアクションやプロジェクトを企画・実施することに伴走していきます。
実践コースに進んだ5名の参加者は、不登校の子どもの居場所づくりや対話の場づくりなど、それぞれの願いにもとづいた自分なりのアクションの実現に向けて、奮闘しています。
スタッフをはじめ、過去にCforCに参加し、自身の活動に取り組んでいる修了生にも伴走をしてもらいながら、ともに5月まで駆け抜けていきます!
実践コースの様子もお伝えしていくので、どうぞお楽しみに。
執筆者:西角綾香(CforCスタッフ)
CforCプログラムでも大切にしている「市民性」について伝えるページをつくりました。市民性やその世界観を、より身近に感じていただけたら嬉しいです。
市民性はいつの時代もそこにあり、社会を紡ぐ大切な力になる。
だからこそ、PIECESは絶やすことなく市民性を照らし、育み続けたいと思っています。
寄付を通じて、子どもたちの周りに、そして私たちの周りに市民性を育む仲間になりませんか?
まちの風景から眺める、子どもの暮らしと市民性|CforCレポート
まちの風景から眺める、子どもの暮らしと市民性
子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するオンラインプログラムCitizenship for Children2023。最終回となる第6回を2023年1月27日に開催しました。
今回は、九州大学大学院人間環境学研究院専任講師/社会福祉士の田北雅裕さんを講師にお招きしました。
CforC2023基礎コース・探求コースの参加者は、下記4つのパートについて講師がお話した講座動画を事前視聴したうえで、プログラムに臨みました。
「まちの風景から眺める、子どもの暮らしと市民性」
Part.1 まちの風景から眺める
Part.2 風景と市民性
Part.3 子どもにとっての相応しいデザイン
講座では、田北さんが携わってこられたプロジェクトの事例を交えながら、風景やデザインについてどのように捉えているのかを語っていただきました。人と人との関係性はもちろん重要だけれども、人だけで何とかしようとしなくても、「人は、風景の中にいる」と、「風景」という視点で市民性について考えました。また、作り手側や社会的な視点での評価やインパクトだけでなく、当事者にとって相応しいデザインの視点を大事にする姿勢について学びました。
講師への質疑応答・対話
午前中の質疑応答・対話のパートは、基礎コース・探求コースの参加者全員がリアルタイムに集い、自己紹介や講師への質問、参加者同士の対話を行いました。
参加者から講師に投げかけられた疑問や葛藤を一部をご紹介します。
パブリックデザインを考えるうえで「工夫されていること」、「これだけは外せない」ということがあれば教えてください。
当事者である子どもにとって最適なデザインをどう作っていくのかが難しいなと思っています。子どものためのデザインをどう実現していくのがいいでしょうか?
田北さんがアドバイザーとしてさまざまなプロジェクトにかかわるうえで、まず考えること(観点)、あるいはまず行う作業はなんでしょうか。
ゼミ活動
午後は、探求コースの参加者がワークを通してさらに学びを深めるゼミ活動を行いました。ゼミ活動では、まちの資源を思い起こし、子どもたちにとって相応しい"機能"や"要素"を考えるワークを行いました。参加者自身の子ども時代の印象的な風景などの話もしながら、子どもを支えることは人だけでなく、風景といったものも資源になり得るのだと実感が高まりました。
また、最後にはこれまでのCforCで半年間学んできたプロセスを振り返りながら、自分なりの市民性や優しい間を描く、ペアワークも行いました。どのペアも自分なりの市民性や今後も大切にしたいことは何かについて、プログラムの開始時よりもぐっと深まった対話が行われ、半年間での変容を実感しました。
参加者の感想
子どもへの関わり方・・・子どもと共にいるということ(時には直接かかわらないことも)、専門職でないからできること、大人が一番楽しんじゃうっていう考え方、風景の中に子どもも自分もいること、たくさんの気づきのあった時間でした。
こうでなければ!という考えではなく、自分自身も楽しみながら、これもやってみようかな、なんか面白いことができるかも、と言う風にゆる~くいろんなところへ軽やかにつながりを持ち続けていきたいと思います。
(探求コース・すーちゃん)
CforC2023では今後も、様々なフィールドで子どもと関わる実践者や専門家の方を講師に招き、学びを深めていきます。
執筆:西角綾夏
CforCプログラムでも大切にしている「市民性」について伝えるページをつくりました。市民性やその世界観を、より身近に感じていただけたら嬉しいです。
市民性はいつの時代もそこにあり、社会を紡ぐ大切な力になる。
だからこそ、PIECESは絶やすことなく市民性を照らし、育み続けたいと思っています。
寄付を通じて、子どもたちの周りに、そして私たちの周りに市民性を育む仲間になりませんか?
子どもの孤立を防ぐ、コミュニティのつくり方|CforCレポート
子どもの孤立を防ぐ、コミュニティのつくり方 ~なぜそこには「つながり」が生まれるのか?~
子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するオンラインプログラムCitizenship for Children2023。第5回を2023年12月16日に開催しました。
第5回は、NPO法人ハンズオン埼玉理事の西川正さんを講師にお招きしました。
CforC2023基礎コース・探求コースの参加者は、下記4つのパートについて講師がお話した講座動画を事前視聴したうえで、プログラムに臨みました。
子どもの孤立を防ぐ、コミュニティのつくり方〜なぜそこには「つながり」が生まれるのか?~
Part.1 遊ぶと学ぶの場づくり
Part.2 対談① ~つながりが生まれる場のデザイン~
Part.3 対談② ~"with 子ども"のコミュニティ~
講座では、西川さんがこれまで取り組んできた場づくりを紹介していただきました。そのなかで、西川さんはあらゆることが専門化、サービス化されていくことで、人と人として出会う関係性の大切さをお話いただきました。お話を聞くことで、孤立や分断を生まないためには、子どものために(for)ではなく、子どもとともに(with)、不要不急の「あそび」を大切にしていく西川さんの場づくりのスタンスを感じられました。
講師への質疑応答・対話
午前中の質疑応答・対話のパートは、基礎コース・探求コースの参加者全員がリアルタイムに集い、自己紹介や講師への質問、参加者同士の対話を行いました。
参加者から講師に投げかけられた疑問や葛藤を一部をご紹介します。
西川さんがwithな関係を広げる上で意識されていることはありますか?あそびを生むために"遊び"をまず設計するのでしょうか
子どもを「見守る」のと「傍観しているだけ」のバランスについてどう考えていますか?
地域活動を持続可能にするためにNPO法人化することがあるけれど、ボランティアだからこそできるかかわりもある。そのあたりのバランスってどうすればよいのでしょう?
参加者のみなさんが思いをもって活動しているからこそ生まれる葛藤に、西川さんもご自身の経験を重ね合わせながら、一緒になって考えていただきました。
子どもとの関わりや場づくりは、正解がひとつではないからこそ難しいこともありますが、自分なりの楽しいことや面白いことをとことん追求していくという西川さんの軽やかな姿勢に、参加者のみなさんは少し肩の力が抜け、楽に構えながら自分の活動を捉え直すことができたように思います。
ゼミ活動
午後は、探求コースの参加者がワークを通してさらに学びを深めるゼミ活動を行いました。
今回は、参加者が身の周りで子どもとかかわったときの事例を持ち寄りました。ワークでは、事例ごとに4名ずつグループとなって子どもの願いや強みに目を向けたり、自分自身の資源性を活かしたりして、次のアクションのアイデアを自由に広げていくことを行いました。
子どもの願いや強みとメンバー同士の資源性を掛け合わせることで、斬新なアイデアがいくつも生み出されてきて、参加者のみんなが純粋に楽しそう、面白そう、と心が動かされるようなかかわりや在り方を体得していくような時間となりました。
参加者の感想
大人側が課題だと思っていても、子どもからしたら課題だと思っていないのかなと思いました。
好ましくない状況ではあるものの、大人の接し方次第で子どもが必要以上に、自分が課題の中心人物であることを意識しないで済む形で=子どもが必要以上に傷つかない形で、うまく解決できるんだなと気づきました。そういう意味では、西川さんの大真面目にはしゃぐ大人の姿勢が大事だなと思いました。
(探求コース・あきお)
CforC2023では今後も、様々なフィールドで子どもと関わる実践者や専門家の方を講師に招き、学びを深めていきます。
執筆:西角綾夏
CforCプログラムでも大切にしている「市民性」について伝えるページをつくりました。市民性やその世界観を、より身近に感じていただけたら嬉しいです。
子どもの権利月間2023終了のご報告
今こそ、子どもの権利条約を広く普及したい
すべての子どもは生まれながらにして「子どもの権利」を持っています。
しかしその権利が実現されない日常もあり、子どもたちの尊厳が大切にされているとは言い難い状況があります。
こども基本法が施行された今、改めて子どもの権利の重要性をとらえなおし、より広く発信していく必要性があるという想いから、今年もPIECESでは11月に子どもの権利月間キャンペーンを実施しました。
特設サイトやSNSを通じて、子どもの権利条約の4つの原則、4つの権利、そしてこども基本法について紹介したほか、専門家へのインタビューや私たちの暮らしと子どもの権利を紐解く事例紹介を発信しました。
期間中、情報を受け取ったり拡散してくださった方、イベントに参加してくださった方など、本当にありがとうございました。
すべての子どもたちが持つ「権利」が守られ、こどもがこどもでいられる社会をつくるためには、子どもに関わるすべての人が、子どもたちに起きている現状について知り、関心を寄せ、権利が実現されるように行動することが大切です。
私たちPIECESは、今後もより多くの人が日常の中で「子どもの権利」について知り、考える機会をつくっていきたいと思っています。
子どもの権利月間の広がり
「子どもの権利」に関する情報に対するアクション(いいねやリポスト、コメントなど)の数で、子どもの権利への関心の広がりを測りました。
子どもの権利月間に寄せて
子どもの権利と私たちのくらしを紐解く
子どもの権利を尊重する日常には、どんな子どもとの関わりが生まれているのか-
子どもとの関わりを「#かもしれない」の視点で見つめ、子どもの権利を尊重するとはどういうことか深めましす。
リレートーク:私たちのすぐそばにある「子どもの権利」
代表の小澤いぶきがゲストの方々とともに、子どもに関わる日々のニュースなどから、子どもの権利と私たちの暮らしについて深めました。たくさんの方にご視聴いただき、ありがとうございました。以下よりアーカイブをご覧いただけます。
Special Thanks:織戸ゆみこ/ 児玉悠
じしんやいつもとちがうニュースなどにふれる子どものみなさんへ
このページをみてくださってありがとうございます。
じしんなど、さいがいがおこると、からだやこころが「いつもとちがう」とかんじることがあるかもしれません。
それはだれにでもおこるしぜんなことで、だんだんよくなることがおおいと言われています。
ここには3つのことがかかれています。
◯こんかいのじしんについて
◯さいがいのときにおこるこころやからだのへんか
◯ちょっとためしてみるとほっとするかもしれないこと
どこからよんでも、ぜんぶよまなくても、だいじょうぶ。
じぶんのペースとタイミングを大切にして、まずはじぶんのほっとするじかんや、すきなことをたいじにしてくださいね。
>どんなことがおこっているの?
●1月1日ににほんのにほんかいにちかいところで、じしんがありました。
●いのちをまもるために、安全なばしょににげることがあります。
●とても広いはんいでじしんがあったので、テレビではいつものばんぐみをへんこうして、
じしんのことをつたえています。
●ふだんとちがうことが多いと、ふあんになることもあるかもしれません。
いろんな気持ちになるのはとてもしぜんなことです。
●そんな時はまわりの大人や、そうだんできるばしょ(このページのさいごにのっています)にはなしてみてもいいかもしれません。
●大人もまだわからないことがあるけれど、少しでもはやくにちじょうがもどるようにいろんな人がどりょくしています。
●もし気になること、ききたいことがあったら、まわりのおとなにきいてくださいね。
みなさんといっしょにかんがえたりしらべたりします。
じしんやしんさいがあった時、こころやからだはどうなるの?
しんさいがあったとき、からだがいつもよりかたくなったり、
こころがざわざわしたり、ねむれなくなったり、何もしたくなくなったり、
からだやこころがいつもとちがうと感じることがあるかもしれません。
それは、とてもしぜんなことで、大切なサインです。
<からだのこと>
どこかがいたくなる、からだがかたく感じる、
ごはんがおいしくないと感じる、ねむれなくなる・すごくねむたくなる、
なんとなくうごきたくない、
などが起こることがあります。
<こころのこと>
なんだかおちつかない、イライラする、しゅうちゅうできない、
たのしくない、じぶんのせいだと思う、
などの気持ちになることがあります。
ここに書いてあるのは一つのれいです。
おこるへんかは、ひとりひとりちがいます。
そのようなときにどうしたらいいの?
●わからないことやしんぱいなこと、知りたいことは、口に出してみたり
まわりの大人にきいたりして、だいじょうぶ
●いつものあそびやすきなことを大切にしてみる
●ちょっとからだをうごかしてみる
●じぶんできめたいことをきめたり、
じぶんが大切にしていることをつたえてもだいじょうぶ
●ニュースからちょっとはなれるじかんを作ってみる
よんでくれてありがとうございます。
ここに書いていないことや、すでにくふうしていることもあるかもしれません。
ぜひ、じぶんがかんじていることを大切にしてくださいね。
「そうだんしようかな」「どうしようかな」と、まよったときに、いろんなことを話すことができる場所はこちらです。
https://www.notalone-cas.go.jp/under18/
みなさんの大切な毎日が、少しでもはやく、あんしんできるものになりますように。
わたしたちも、いっしょにできることをかんがえていきたいと思っています。
このぶんしょうをつくったひと:
おざわいぶき やまぐちありさ にしざきめぐみ さわだなおみ はせがわますみ
きょうきょくしてくれただんたい:「いっぱんあおいふくしAI(エイアイ)けんきゅうじょ」
一般向けはこちらをご覧ください。
https://www.pieces.tokyo/blog/2024/01/04
地震やいつもと違うニュースなどにふれる全ての皆さまへ
地震や羽田空港のニュースなど、いつもと違う状況が続き、緊張が途切れない時間を過ごしていらっしゃるかもしれません。
ご自身の心身の状況や、まわりの方や大切にしているものなどを含めて、みなさまのご無事を心からお祈りいたします。
今後、さまざまな情報が流れると思います。何よりまず信頼できる情報をもとに安全を第一になさってください。
このようなとき、大人にも子どもにも、さまざまな変化が起こることがあります。
これはとても自然なことです。ゆっくりと落ち着いていくことが多いですが、いまできる工夫もあるといわれています。
元旦以降の地震や社会のさまざまな状況を受け、PIECES代表理事の小澤いぶきが、こどもに関わる専門家の方々と一緒に企画制作している「子どもとそのまわりの人」と一緒に大切にしたいことを共有します。
ご自身にとってちょうどいいところから読んでいただき、もし役立つ部分があれば無理のない範囲で試してみていただけたら嬉しいです。
また、これとは別に子ども向けの文章も掲載しています。
https://www.pieces.tokyo/blog/2024/01/04/forc
※具体的なことが書かれたもの、イラストなどが入った見やすい資料を現在作成中です。企画制作のメンバーは最後に記載してあります。
>【からだのこと】
●足を動かす
じっとしていると血液の流れがとどこおってしまうことがあります。
せまい場所でも、少しでも足を動かすことが大切といわれています。
●水分をとる
水分が足りないと血液がとどこおったり、脱水になったりすることがあります。
もしできればこまめに水分をとることをおすすめします。
●からだの変化があることを知っておく
子どもはとくに、不安や心配な気持ちが、からだの変化として
現れやすいといわれています。
これまでやっていたことができなくなるようにみえることもあるかもしれません。
これらは自然な反応で、落ち着いて過ごせる時間が少しずつ増えていくと、
徐々によくなっていくとされています。
【こころのこと】
●こころの変化があることを知っておく
例えば、気持ちが落ち着かない、イライラする、集中できない、
眠れない・すごく眠くなる、疲れやすい、楽しめない、自分を責める
などは、いつもと違うことが起こったり、危機だと感じたりしたときに
自然に生じる大切なこころのサインでもあります。
●子どもは遊びで表現することがある
子どもの場合は、言葉以外にも、ごっこ遊び(地震ごっこなど)など
さまざまな方法を通してその子なりの方法で表現したり、
対処の工夫をしたりしていることがあります。
【子どもとのかかわり】
●子どもにわかる方法で、子どもの理解や想いを確認しながら、
わからないことも含めて、いま起きていることについて共有します
●疑問や不安を感じたら、いつでも伝えていいことを共有します
●いつもと違う感覚になるのは自然であること、
違う感覚になったときに一緒にできることがあることを伝えます
●できるだけ普段通りの日課や慣れていることを大切にします
● 軽い運動や遊びの時間を大切にします
●普段よりも少し多めに、子どもとのふれあいの時間や
子どもの話をただ聴く時間をつくります
●日常の中で、子どもが自分で選べる機会をつくります
●ニュースなどから離れる時間を定期的につくります
子どもを育てたりサポートしたりする人も、同じように震災の影響を
受けています。
どうかご自身のための時間や空間もぜひ作っていただけたらと思います。
【影響が大きい場合】
ここまで書いたようなからだやこころの状態は、
誰にでも起こりうることですが、
程度が強くて日常生活への影響が大きかったり、
何ヶ月も長く続いたりすることもあるかもしれません。
例えば、
一週間以上眠れない、自分を傷つけたくなる、誰かを傷つけたくなる、
涙が止まらない、死にたい気持ちがずっと続く、なども含め、
いつでも専門家に相談することもできます。
地域の精神健康相談センターや、下記のような窓口もあります。
https://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303886.htm
地域のまわりの人たちと比べて、相談していいか
迷うこともあるかもあるかもしれませんが、
自分のつらいな・しんどいなと感じる気持ちを大切にしていただけたらと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
こちらに書かれたもの以外にも、それぞれがやっている工夫や地域にある大切な知恵などもあると思います。
ぜひそれぞれのペースや方法を大切にしていただけたらと思います。
※もう少し詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
① https://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/
② https://www.ncchd.go.jp/news/2020/6faff78c4550746f93e6425d8b4d572773f4bb77.pdf
③ https://www.ncchd.go.jp/news/2020/0acf48f6afa2b9af77e971502f2091248666607b.pdf
④ https://kidsinfost.net/wp-content/uploads/2020/05/aluha_workbook_2.pdf
(②〜④は、コロナウイルスの影響によるストレスを想定したものですが、役に立つヒントが含まれていると思い載せています)
少しでも早く、皆様の大切な日常が戻るよう祈りながら、私たちも一緒にできることを考えさせていただけたらと思っております。
制作チーム:小澤いぶき 山口有紗 西崎萌 澤田なおみ 長谷川真澄
※こちらの資料及び、現在作成中の見やすい資料は「一般社団法人あおい福祉AI研究所」の支援を受けて作成しています。
必要な方はQRコードをご活用ください。
子ども向けはこちらをご覧ください。
https://www.pieces.tokyo/blog/2024/01/04/forc
PIECESの活動は、個人・法人の方々からの寄付を主たる財源に活動しています。
みなさまの応援が大変励みになります。
PIECESメイトトークを開催しました|PforPレポート
「PIECESの他の寄付者のことを知りたい」というPIECESメイト(継続寄付者)の声から始まった「PIECESメイトトーク」。「人」にフォーカスして、自身の仕事や取り組み、人生についてゲストの10分間のフリートークを通じて、新たな出会いと繋がりを楽しむ場になっています!
2023年9月から12月までに5回開催したので、その様子をお伝えします。
2023年9月からスタートしたPIECESメイトトーク。12月までに都内で4回、京都で1回開催しました。毎回20名前後の方にご参加頂き、新たな交流が生まれています!
PIECESメイトトークでは、2名のPIECESメイト(継続寄付者)に登壇いただき、ご自身の活動や取り組んでいることなどを10分程度お話してもらっています。
ゲストスピーカーを囲んでの対話・交流タイムでは、ゲストから更にじっくり話を聞いたり、参加者一人ひとりがその場で感じていることを共有する時間を過ごしています。
イベントの企画・運営はPIECESメイトを中心に行っています!
最初のチェックインでは、ゲームを取り入れたり、初めて参加する参加者同士が交流できるような工夫をしています。
参加者の声
メイトのお二人のお話も興味深かったですし、他の参加者の皆さんとのお話も楽しかったです。人と人をつないでくれる場は貴重だなと思います。ぜひ続けてください。
個性豊かな方々に出会えすぎて、すごく充実した時間に恵まれた
”何をしているかわからないと言われる人たち”とたくさん知り合えました。皆さんの活動が素敵だなと。皆さんのお話を伺えてよかったです。もっと聞きたい知りたいというお話がたくさんありました!
人にはわかりにくい、のかもしれないけど、足を一歩踏み込めば、逆に、何が分かりにくいのか、分からなくなる、PIECESを常識にしていきたいですね
絶対に素敵な気持ちになれるからおすすめしたい
PIECESメイトトークはPIECESメイト(継続寄付者)でなくてもご参加頂けます。
様々な方と交流する機会となっていますので、PIECESに関わる方と知り合ってみたい!いろいろな活動をする方々と話したい!という方はぜひご参加ください!
1月のPIECESメイトトークのご案内
日時:2024年1月26日(金)19:30-21:30
会場:株式会社STYZ オフィス
住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4 クエストコート原宿102
アクセス:JR山手線 原宿駅 徒歩6分、東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅 徒歩8分
参加費:大人1,500円、学生 500円
対象:寄付者(単発・メイト)の方、PIECESの活動に興味を持っている方
定員:20人
イベントレポート|私たちのすぐそばにある「子どもの権利」 #1
子どもの権利月間特別企画として、子どもに関わる日々のニュースなどから、子どもの権利と私たちの暮らしについて深めるリレートークを開催しました。
一回目のゲストは弁護士の佐藤暁子さん。ガイドに株式会社spectrum共同代表の岡田拓也を迎え、PIECES代表理事小澤いぶきとともに子どもの権利について深めました。レポートでは、配信の内容を簡単に紹介します。
人権、そして子どもの権利とは
最初に人権、そして子どもの権利について、佐藤さんと小澤から簡単に説明がありました。佐藤さんは、子どもの権利は人権の考え方に基づいており、人権とは人として当然に与えられるもの、保証されるべきものだと話されました。人権や子どもの権利は義務が発生するものではなく、誰もが生まれながらにして持っていうこと、それを保証するのは国であること、世界人権宣言や子どもの権利条約といったものを通して実現してきた権利であるからこそ、メンテナンも必要であるということなどが話されました。
権利はトレードオフではない
権利は誰しもが持っているものであり、誰かの権利が保障されるからといって、別の人の権利が減るものではありません。小澤は「あなただけずるい」と思わず、お互いを大事にすることが大切だと話し、佐藤さんは優しくするという話と権利は別のものとして考えなくてはならないと続けました。
導くというより、子どもたちが権利の主体であることを伝えることが大切です。子どもの頃から権利の主体であることが身についていないと、大人になって急には受け入れられません。権利とは条件付きでも気持ちの問題でもないということ、そしてその土台の上で相手の尊厳を守るということをが必要だと話されました。
子どもに関わる日々のニュース
子どもの権利、または私たちの権利は無自覚なうちに奪われてしまっていることがあります。
今回は、授業中にトイレに行って厳しい指導を受けた子どものニュース、いじめのニュースを切り口に、子どもの権利の視点からみつめるとどんなことが考えられるか深めました。先生と生徒というパワーバランスが出やすい学校という空間では特に、子どもの当たり前の権利という視点を問い直すことが必要です。オランダやイギリスなど海外の学校の取り組みについてもご紹介いただきました。
日本国内においても、若者たちの声からスケートボードパークができるなど、子どもの意見が尊重され、権利が守られるニュースについても取り上げました。
一人ひとりにできること
佐藤さんからは国際的にも注目されている気候変動の問題を例に挙げ、将来を担う子どもたちが発している声を大切に聴くこと、そしてその子どもたちの将来を今生きる私たちがどのように守っていけるのか、という視点を持つことが大切ではないかと話されました。
また小澤からは、悲しい事件などのニュースなどが報道された時、その子どもやその周りの家族だけの問題にするのではく、権利が保障されない状況を生み出している社会の構造やそこに関わっている自分の課題として受け取り、何ができるかを考えることの必要性について話されました
リレートークの配信はアーカイブでyoutubeに残っています。配信に興味を持ってくださった方はぜひ見てみてください。
最後になりますが、佐藤さん、岡田さんそして配信を見てくださった皆さま、本当にありがとうございました。
執筆:広報ファンドレイズ インターン 坂本朱弥音
イベントレポート|PIECES公開セミナー「子どものサインに目を向ける」を開催しました。
子どもとの関わりの中で「困ったな…」と感じる行動に遭遇したことはないでしょうか。
そんなとき、子どもの気持ちを受け取りながら、「今目の前にいるこの子に何が起こっているのだろう」と子どもの声を聴きながら、その行動の背景をみつめる視点が大切です。
子どものサインをみつめるとはどういうことか。児童精神科医として10年以上に渡って、子どもたちの声に耳を傾けてきたPIECES代表理事の小澤いぶきが、「トラウマ」の視点からお伝えしました。
子どもの心と健康とウェルビーイング
心の健康の状態は連続したものであり「病気」と「病気ではない」ではなく、グラデーションになっていること、それは誰もが同じであることがまず最初に話されました。
その上で、子どもの心の健康は、周りの影響を大きく受けます。家族や保護者、友だちそしてその周りの人同士の関係性をはじめ、学校や地域社会の文化、制度なども影響しています。
子どもの心の健康やウェルビーイングで大切なこと<3つの要素>
・楽観性
・ここにいて大丈夫だと思える感覚
・主体的に社会に関わっている、働きかけられる感覚
子どもの健康とウェルビーイングには誰もが関わっていて、誰もが一緒に育んでいけるということ、さらに子ども時代の体験の影響の大きさについても説明がありました。
心も怪我をする
ここでは、トラウマについての説明やトラウマ体験に対する私たちの反応やその影響について話されました。実際にトラウマ体験をした子どもが回復した事例も交えながら、周りにいる私たちが子どもたちのサインを通して、その影響を知り、受けとることの大切さを学びました。それが子どもにとって安全な体験の積み重ねになります。
トラウマインフォームドケア
心の怪我とはどんなことか、どんな影響を及ぼすのかを知り、適切な対応をすることで更なる傷つきを防ぐことができます。心に負った傷に対する手当は専門家だけではなく、誰もができることであること、その実践に当たって周りの人ができることや意識するべきことについての説明がありました。
大切な2つのポイント
・目の前で起こっていることを「問題行動」として捉えるのではなく、危機時における正常な「反応」や「対処」として捉える
・風邪に関する知識を持つのと同じように、トラウマの影響を理解しながら関わる
参加者の感想
安全性は日々の繰り返しから作られるというところが印象的でした。自分も大切にしながら安全な日々を一緒に作っていきます。
普段の自分の子どもとの関わり方と重ねて考えることができ、子どもの気持ちに寄り添いながら話を聞くことは、「なぜ?どうして?」と気持ちを問うばかりではなくて、「解像度」をあげることで、子どもに安心感を与えることが何より大切なんだと気づきました。
「なぜ機嫌が悪いのか子どもたち自身も分からない」というお話が印象に残りました。 私は思わず「どうして機嫌が悪いのか」「どうして嫌だったのか」を聞いてしまっており、そのような視点が無かったので、今度からもう少し子どもたちの視点に立って考えようと思いました。
平日夜という時間にもかかわらず、たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
執筆:広報ファンドレイズ インターン 坂本朱弥音
市民性と専門性|CforCレポート
市民性と専門性 ~公的支援の立場から見る“非専門職”の可能性~
子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するオンラインプログラムCitizenship for Children2023。第4回を2023年11月18日に開催しました。
第4回は、弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会/ちば子ども若者ネットワークの安井飛鳥さんを講師にお招きしました。
講座では、安井さん自身のキャリアとその時々に出会った子どもたちの事例やそこで感じた葛藤などをお話いただきました。安井さんは、弁護士とソーシャルワーカーの2つの専門資格をとったものの、専門職としての限界を感じ、現在はひとりの市民としてちば子ども若者ネットワークで活動をされているようです。専門職とひとりの市民という、両方の立場から子どもたちにかかわる安井さん自身の経験から、市民性と専門性とは何かを考える時間となりました。
「市民性と専門性 ~公的支援の立場から見る“非専門職”の可能性~」
Part.1 これまでの活動紹介
Part.2 “支援”の枠組みに乗らない・乗れない子どもたち
Part.3 対談① ~専門職として関わることの可能性と限界~
Part.4 対談② ~子ども・若者にとっての市民性と専門性~
講師への質疑応答・対話
午前中の質疑応答・対話のパートは、基礎コース・探求コースの参加者全員がリアルタイムに集い、自己紹介や講師への質問、参加者同士の対話を行いました。
参加者から講師に投げかけられた疑問や葛藤を一部をご紹介します。
安井さんから見て、支援の立場でない一般的な市民ができることとして、こんなことをする人がもっと増えればなという具体的なことはありますか?
専門家のアドバイスをもらいたいときに、誰に頼っていいか…お金がネックになったりする中で、動かない、動けないことって多いように感じます。
市民がやっている場に、専門家に一市民として参加してもらうにはどうしたらいいでしょうか?
弁護士とソーシャルワーカーというふたつの資格をもち、専門性を極めた安井さんが、専門性が増えるほどできないと感じることが増えた、と言葉を漏らしながら、市民としてのかかわりを模索している姿に、たくさんの視点をもらった参加者が多かったように感じます。
質疑応答でも、安井さんと参加者が一緒になって、迷い・葛藤しあう様子が見られました。専門性と市民性、どちらが大事なのかと二項対立で比べられるものでもなく、どちらも大事であり、専門家の方も一人の市民であるということが実感できました。
ゼミ活動
午後は、探求コースの参加者がワークを通してさらに学びを深めるゼミ活動を行いました。
今回のワークは、自身の資源について見つめるワークを行いました。自分の資源・資源性とは何か、個人ワーク、グループワーク、ペアワークを通して、仲間のことや自分自身のことについて、より深く見つめ直す時間となりました。
仲間や自分の新たな一面に気付き、ゼミ後の任意参加のお喋りタイムの参加者はこれまでで一番多く、1日プログラムを終えてからも、参加者同士の語らいが続きました。
参加者の感想
専門性=直線的な解決を求められる
=意思をコントロールしてしまっている?
「うん」としか言えない状況を作ってしまうことがある
というお話にとても共感しました。
「支援の場」ではなく、「社会」で地域の人びとから声をかけられて初めて
「あ、私たち、無視されていない。私たち、居ないことになっていない。私たち、ちゃんと社会で生きてる」って思えるもんだよな、と思います。
市民性って「私には、ちゃんとあなたが見えているよ!」っていうメッセージなんかな?とも思いました。
(基礎コース・yoshimura)
CforC2023では今後も、様々なフィールドで子どもと関わる実践者や専門家の方を講師に招き、学びを深めていきます。
執筆:西角綾夏
【参加者募集中】PIECES公開セミナー第3弾|子どものサインに目を向ける
子どもとの関わりの中で「困ったな」と感じる行動に遭遇したことはないでしょうか。
子どものサインをみつめるとはどういうことか。PIECES代表理事の小澤いぶきが、「トラウマ」の視点からお伝えします。
■日時:2023年11月30日(木)20:00-21:30
■会場:zoomを使用
■参加費:1,000円
CforCコンソーシアムが始動!「まなびの会」を開催しました。
2023年1月のキックオフイベントより、半年以上に渡りコンソーシアムの在り方について検討を重ね、11月16日に第1回目となる参画団体同士の知見共有の場「まなびの会」を開催しました。
記念すべき初回は、PIECESとすでに接点のある6団体の方々にご参加いただきました。
すでにCforCの取組みなどを通じてお互いが顔見知りの方々もいれば、初対面の方もいたり…。
今回はコンソーシアムの趣旨や概要を紹介すると共に、参加者同士の自己紹介や活動紹介にスポットを当てて実施しました。
参画いただいた団体の活動は多岐にわたります。日々子どもたちと関わりを持つ団体もいれば、地域のワークスペースとして様々なイベントやサロンなどの場づくりをする団体、また地域のコーディネーターとして活躍する中間支援団体に、福祉を通じたまちづくりを推進する団体、全国組織として幅広いネットワークを持つ団体など、それぞれの特徴や有する知見が混ざり合い、そして豊かになることこそが、コンソーシアムの大切な幹を育んでいきます。
必ずしも全ての団体が「市民性を育む」ことを目的に活動している訳ではありません。ですが、根っこのところでじんわりとある社会や子どもたちへのまなざしや想いは、今回参加いただいた方に共通するものだと感じています。まずはもっとお互いのことを深く知るところから。
当面のまなびの会はお互いの活動紹介を軸にしながら、関わる方々にとってのまなび合いの場となっていきそうな予感です。
ぜひこれからのまなびの会、そしてCforCコンソーシアムの発展に関心を寄せていただけたら嬉しいです。
◆参画団体の皆さま(6団体※あいうえお順)
一般社団法人We are Buddies(東京都)
合同会社ライフイズ(東京都)
さきちゃんち運営委員会(東京都)
社会福祉法人高島市社会福祉協議会(滋賀県)
特定非営利活動法人セカンドリーグ茨城(茨城県)
日本生活協同組合連合会(東京都)
◆CforCコンソーシアムとは
PIECESでは「市民性の醸成」を掲げて、子どもの日常を支える市民や非専門職の支援者向けの学習プログラム「Citizenship for Children(CforC)」を運営しています。CforCコンソーシアムは、CforCで大切にしている想いに共感いただく全国各地の団体や機関、自治体、企業の方々と協働し、各地域で市民性を育む活動を広げていくことを目的に立ち上げたコンソーシアムです。
本コンソーシアム事業では、公益財団法人トヨタ財団より3年間で約1,800万円の資金助成をいただいてます。
今後も「まなびの会」は、定期的に開催を予定しています。ご関心のある方はぜひお問い合わせください。
執筆:CforCコンソーシアム推進担当 村山 裕紀
講演・研修報告レポート|『子どもの声を聴く』講演・研修を開催しました
君津市で行った講座で代表理事小澤が参加者と対話する様子
私たちPIECESでは、子どもたちの周りに信頼できる大人を増やしたいという想いから活動を行っています。
子どもたちの声を聴くとは、どういうことか。 子どもの言動や行動の背景にどのように目を向けていけば良いのか、子どもに接するための大切なマインドを研修・講演にてお伝えしています。
「私たちの地域でも、研修・講演を開催してみたい!」
そんなご要望がございましたらhttps://www.pieces.tokyo/seminar までお問い合わせください。
今回は最近実施した講演・研修の様子をご紹介いたします。
【千葉県君津市】子どもの小さなサイン、どう受け止めていますか?
子どもを取り巻く現状や子どもたちの声を紹介し、子どもの権利条約、心の健康とウェルビーイングな状態について具体的な事例を交えながら説明しました。
子どものサインに気付くためには、大人はどんな声かけをしたら良いかを考えてもらうために、子ども役、大人役に分かれてもらい、それぞれの立場から考えるロールプレイングをして頂きました。
<参加者の声>
・一人の教員としてまた1人の親として今回の講座は大変勉強になりました。自分はちゃんと避難場所になれているだろうか?安心基地になれているだろうか?と考えました。
感情を受け止めること、体験を共有することを大切にしていきたいと思いました。「話してくれてありがとう」、「教えてくれてありがとう」の言葉をたくさんつかえるように聞く力をもっと鍛えていきたいです。・親として、教師として、市民として、立場により、子どものサインに気付くのは様々だと感じた。サインに気付いた時の働きかけがどうするべきか、ケースバイケースだと思うので、自分磨きをし、アンテナを高くしていきたい。焦らず、子どもの心の奥にある声を聞くことのできる人間(大人)となりたいと痛く感じました。
小澤先生の子どもを見守る温かいお話に心動かされました。ありがとうございました。・教員として(仕事として)子どもたちと関わってきたものの、市民として子どもと関わることがいままでなかったと痛感させられました。
地域の子どもとあいさつでもしっかりして、見守られているという安心感を作り上げていく大切さを学ぶことができました。また、子どもたちに聞き取りをする際にはどうしても理由をすぐに聞かなければならないという意識から子どもたちにストレートに聞いてしまうなと感じました。よりよい言葉を引き出すには、子どものタイミングも大切にしてあげたいと思います。
テーマ:子どもの小さなサイン、どう受け止めていますか?~やさしい ’つながり’ があふれる社会をめざして
日時:2023年9月27日(水)14:00-16:00
主催:君津中央公民館生涯学習文化課・学校人権研究協議会共催
場所:君津中央公民館(千葉県君津市)
参加者:小中学校人権担当教員および市民の方 約30名