【イベントレポート】子どもを一人の人としてみつめる
すべての子どもは生まれながらにして、権利を持っています。しかしさまざまな要因から、その権利が守られず、子どもたちの尊厳が大切にされない状況が生み出されています。
PIECESは、子どもたちの尊厳を大切にすることの出発点は「子どもを一人の人としてみつめる」ことだと考えています。
今回は9名の方にご参加いただき、「一人の人としてみつめる」ための土台となる「子どもの権利」についてお話させていただきました。
講座の後半では、簡単なワークや対話を通じて、参加者一人ひとりが、子どもとの日常や関わりを「権利」の視点からみつめ、子どもの権利を尊重するとはどういうことかを考え、深めました。
また「子どもの権利」の視点だけではなく、子ども自身や関わる大人の行動の背景にある「願い」をみつめることの大切さにも触れ、子どもたちとの日々の関わりを立ち止まって見つめ直す時間を過ごしました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
参加者の声
・自分自身の体験からこどもの権利侵害を振り返ることができた。権利を日常生活で意識することの大切さと、この意識をどうすれば地域の大人に浸透させていけるかの課題が明確になった。単なる講義式ではなく大人同士の対話する機会が必要だと感じました。
・自分の行動や発言の背景にある感情や思考、その奥にある欲求や願いに目を向けることがこどもの権利を尊重することに繋がることが印象的でした。
・対話の時間やワークが良かった。安心できる場づくりがなされていると思いました。
・子どもの権利とは何か、日常の場面から自分を振り返ることができた
・子どもの権利に関する学び。子ども基本法の概要を知ることができた。子どもと関わる際に、何が大切で大事かを理解できたように思う。ただ、これを実践することはかなり難しいと実感。
次回は「暮らしの中にある市民性 - PIECES活動紹介&ワークショップ-」を開催
PIECESでは一人ひとりの手元から紡がれていく「市民性」に着目しています。市民性はどんな風に育まれていくのか、わたしたちの暮らしにはどんな市民性があるのか、参加型ワークショップを通じて参加者とともに考えます。
【講座概要】
日時:2025年3月19日(水)12:00-13:30
場所:オンライン(ZOOMを使用します)
参加費:500円(市民性について紹介するミニ冊子付き(PDF版))
詳細・お申込み:https://mikke-2503.peatix.com/
PIECESでは、講演や研修などのご依頼をお受けしています。「私たちの法人でも、研修・講演を開催してみたい!」 そんなご要望がございました以下までお問い合わせください。
奈良市社会福祉協議会「コミュニティスペースまんま」に、古本チャリティ回収POSTが設置されました!
「コミュニティスペースまんま」は、奈良市西部にある昭和40年代に建設された団地エリアにあります。市立幼稚園の移転にともない、園舎を地域の人たちが手作りでリノベーション↓した居場所です。
鮮やかなオレンジの壁が可愛い建物は、社会福祉協議会が主催するイベントだけではなく、子どもから高齢者まで、気軽に自由な過ごし方ができるスペースとして開放されています。
そんな「まんま」で毎週金曜日にPIECESスタッフの泉森がボランティアをしていることがきっかけで、今回、古本回収POSTを設置していただけることになりました。回収POSTを通じて集まった本は、株式会社ブギさんを通じて換金され、PIECESへ寄付されます。
地域の方へのお披露目とお知らせをかねて、1月10日(金)に「古本チャリティcafe inコミュニティスペースまんま」を開催。個人のSNSと、口コミだけの周知だったにも関わらず、14人の方が古本を持って来てくださいました。その数126冊!
コーヒーやゆず茶と一緒にお菓子をつまみながら、久しぶりの再会に近況報告をする方や、初めましての挨拶を交わしながら、せっせと本の仕分け作業を手伝ってくださる方。ワイワイと賑やかで温かな3時間が、あっという間に過ぎていきました。
参加してくださった方からは、
「以前から、どんな場所だろうと思っていたから、きっかけができて良かったです。素敵な場所ですねー!」
「思いがけず懐かしい方に会えたり、新しい出会いもあったりして、めちゃめちゃ楽しかった!」
と感想をいただいています。本当にありがとうございました。また機会を見て、開催できたらと思います。
「コミュニティスペースまんま」は地域に限らずどなたでもお越しいただけます。主催講座や地域団体が使用してない時間は、フリースペースとしてゆったりお過ごしください。
詳しくは、公式facebookをご確認ください。
https://www.facebook.com/flat.mamma
古本チャリティは、読み終えた本やDVD、ゲームなどを買い取り、査定額を寄付金とする株式会社ブギのサービス「本棚お助け隊」を通じた寄付プログラムです。
ご寄付は子どもの孤立を防ぐ啓発活動、市民性醸成プログラムなど、PIECESの活動全般に役立てられます。
古本だけでなく、不要になったCDやDVD、ハガキや切手なども回収しています!ぜひ詳細はこちらをご覧ください。
https://hondana.biz/charity/
古本回収POSTを設置してくださるチャリティパートナーも募集しています。ご不明な点がありましたら、お気軽にお問合せください。
チャリティパートナーのご登録などの詳細はこちら
「子どもの孤立を防ぐ、コミュニティのつくり方」|CforC2024レポート
子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するプログラムCitizenship for Children2024
「支援者」ではなく「ひとりの人」として子どもに関わりたいと思うからこそ生まれる、迷いや葛藤。Citizenship for Children(CforC)は、そんな願いや気持ちを持つ人たちが集い、子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するプログラムです。
今回は、NPO法人ハンズオン埼玉理事の西川正さんを講師にお招きしておこなった「講師を囲む会」と「ゼミ活動」についてご報告します。
講師を囲む会
参加者には、事前に講座動画を視聴してきてもらいました。
「 子どもの孤立を防ぐ、コミュニティのつくり方 〜なぜそこには『つながり』が生まれるのか?〜」
講師:西川正さん(NPO法人ハンズオン埼玉)
Part.1 遊ぶと学ぶの場づくり
Part.2 対談①~つながりが生まれる場のデザイン~
Part.3 対談②~“with 子ども”のコミュニティ~
当日は、人と人との自然で対等なつながりが生まれるために講師の西川さんが大切にしていること、サービス化するのではなく参加者と運営側の境界線を薄くし共に作り上げていくことなど、興味深いお話をたくさんお聞きしました。
終了後に寄せられた、参加者から寄せられた感想を一部ご紹介します。
・「揉め続ける」という言葉がとても印象的でした! 揉めている状態ってそのことに注視しているのでバランスを取れていたりしますね。大人にどのように理解してもらうか、という話もありましたが、双方対話ができることが必須だと思います。みんな争いを避けたいので枠を作ろうとしますね。保護者さんとフラットな関係性を作り続けることは大切です。それを認識しました。
・「with子ども」は手間がかかりますが、そういう想いを持った大人を増やすためにはどうしたらよいのでしょうか?
・どういう場でも、あらかじめ仲良くなっておく(関係性を作っておく)ことってとても大切なんだなと改めて感じました。
「揉め続ける」「with 子ども」など西川さんらしさが詰まったワードは、新たな気づきや視点となって参加者の中に浸透していくように感じました。
きっと西川さんのエッセンスが、参加者の周りにいる子どもたちにもじわじわと広がっていくのではないでしょうか。
ゼミ活動
探求コース第2回目のゼミは12月14日にオンラインで行われました。テーマは【「子どもたちと自分たちにとって優しい間」をデザインするとはどういうことか?を探求する】です。
まず、ある子ども(Aちゃん)の例から読み取れる、または想像できるAちゃんの強み(ストレングス)や困りごと(ニーズ)をグループ全員であげていきました。
その後、前回のゼミのワークであがっていた参加者それぞれの資源性(得意・好きなこと、誇れる経験、人に感謝された経験など)をかけ合わせると、Aちゃんと一緒にこんなことができるかもしれないと、クリエイティブな発想やアイディアを膨らませました。
そして、その発想やアイディアの背景にある参加者のAちゃんへの願いを見つめてみたり、わたしたちがAちゃんに与えるだけでなく、Aちゃんが他者に与える側に立つにはどんな工夫ができるか?またこのアイディアに名前をつけるとしたら?と想いを巡らせました。
ファシリテーターとして参加していた私自身も、参加者の皆さんのAちゃんに対する温かなまなざしや素敵な資源性が掛け合わさって、彩りや個性豊かなアイディアがたくさん生まれていくところを肌で感じられ、ワクワクしながらその場に居ることができました。
リフレクションワーク
この日はゼミの後、リフレクションを行いました。リフレクションでは発表者が、事前にプロセスレコードと呼ばれる記録シートを記入します。
子どもとの一場面を切り取って、その時の自分や子どもの行動・言動を時系列に振り返り、感じていたことや気づきなどを書き起こします。そのシートをもとに、スタッフや参加者から生まれてきた問いを投げかけてみたり、その行動・言動の背景には何があるのか想いを馳せてみたり、「わたしだったらこういう風にするかも」など新たな視点から語ってみたり……。
言葉で表現するのは難しいのですが、発表者の内面の深いところに潜り込んでいくような、リフレクションならではの独特な空気感があります。
今回発表者として参加していた方の感想を一部ご紹介します。
・優しさが炸裂した日でした!リフレクションは思いの外、突き刺さるものがありますね~完全に忘れていた昔の傷まで降りていけました……(悪い意味ではないですよ。でも何も知らないトップバッターでよかった!)。自分自身の認識が変わりました。変わったところで子どもたちと関わるのが楽しみです。
・子どもと関わる中で自分がどういう姿でいたいのか、奥底に眠っている自分もわからなかった価値観(想い?)が降りてきました。本当はこういう関係性でいたいんだよな、と気付き、涙がポロポロでしたが、この場面を持ってきてこの価値観に気付けてよかったなと思います。
私もプロセスレコードの文面のみでは決してわからなかった、発表者の子どもに対する願いや祈りのようなものに辿り着けたような気がしたり、過去がどのような軌跡を描いて今につながっているのかなどを想像し、葛藤したり心が揺さぶられたりして、熱いものが込み上げてくるような感覚がありました。とても素敵な時間をくださった参加者の方に感謝しています。
CforCは参加者やスタッフの垣根を曖昧なものにし、共に与え合い、そして受けとり合い、新たなものが生まれていく場であると再認識したような一日でした。
参加者の姿や言葉にエンパワメントされることも多々あります。プログラムも終盤に差し掛かってきました。これからもCforC2024は子どもにとっても、自分にとっても心地よい「優しい間」を探求していきます。
執筆:髙橋真生(CforC2019修了生)
#問いを贈ろう2024 にご参加いただき、ありがとうございました
PIECESから贈る15の「問い」を通じて自分や他者、未来に想いを馳せ、より良い社会を目指すきっかけをつくる #問いを贈ろうキャンペーン。12月2日から12月20日までの3週間、多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
異なる私たち一人ひとりが大切にされている、そんな社会は誰かがつくる確固たる正解ではなく、ふと感じる違和感や、私たちが受け取る願いや問いから、始まっていく。
そんな想いからキャンペーンを開始し、今年で4年目となりました。
「問い」を通じて自分や他者、未来に想いを馳せる、その想像力の先に、誰もが大切にされる社会があると、私たちは信じています。
今年のキャンペーンは終了となりますが、これからも日々の暮らしの中で感じる「問い」を大切にしていけたらと思います。
問いの広がり
「問い」に対するアクション(いいねやリポスト、コメントなど)の数で、自分や社会、未来に対する関心の広がりを測りました。
参加者からのお返事
いいねやリポストで他の人に問いを贈るほか、たくさんの方が問いへのお返事を投稿してくれました!
みなさんの多様なお返事から、私たちもたくさんの気づきや、新たな視点を得ることができました。
参加者の声
・心の中のことに合う言葉を探す時間をいただけました
・普段モヤモヤの感情で収めてしまうものをしっかり言語化する機会だった
・自分の願いを知りたいなーと思っていたところにとても良い機会をいただきました!「日常を愛する」という願いにたどりついたところです(^^)
・日頃考えることのないような問いの答えを考えることで、自分の中にある願いや思いに気付くことが出来ました。自分との対話をする貴重な体験となりました。夏休み期間に子どもバージョンがあったら、子どもと一緒にやってみたいです。
・自分と世界社会をみつめなおす、問題もいいところもわかる機会・体験。当たり前は当たり前じゃないことなどもわかったりしました。
・自分と向き合い、他者とも向き合いながら一緒に前を向く時間になりました。
PIECESが贈った 15の「問い」
「問い」は、PIECESが全国で展開している市民性醸成プログラム「Citizenship for Children」で長年培ってきた問いかけやリフレクションのエッセンスを凝縮させたものです。
今年は「自分をみつめる」を起点に、「他者」や「未来」に思いを馳せる問いをご用意しました。
自分の中にある「願い」や「価値観」をみつめ、うけとめる。
慌ただしい日々の中で、「自分をみつめる」ことは簡単なことではないかもしれません。
ついしまってしまう自分の感情やその奥にあるたくさんの願い。
未来は、今を生きる私たちの願いや行動から紡がれていきます。
尊厳ある一人の人として、自分に純粋な関心を向けることは、自分も他者も大切にされる社会への一歩になると、私たちは思っています。
PIECESが贈る15の問いが、自分自身と対話するきっかけになっていたら幸いです。
すべての「問い」はこちらからご覧いただけます。
著名人からの「問い」のお返事
さまざまな分野で活躍する【19名】の方々から、問いのお返事をいただきました。ご賛同いただいき、お返事をくださったみなさま、本当にありがとうございました。
「問いを贈ろう」に込めた想い
私たちが生きる社会には「正解」がないからこそ、問いを持つこと、問い続けることが大切です。
そして自分や他者の「願い」をみつめたり、社会をさまざまな視点でみつめたり、地域や社会で起きていることを自分につなげて考えたりするためには、リフレクティブな姿勢が必要だと私たちは思っています。
問いを通じて、自分自身と対話をする。自分の中にある「願い」や「価値観」「大切にしたいこと」に出会い、社会の中で「自分はどうあるか」を考えるきっかけをつくりたい。そんな想いから、今年も問いを贈ろうキャンペーンをお届けしました。
未来は、今を生きる私たちの「願い」や「行動」から紡がれていきます。「私たちはどんな社会に暮らしたいのか、子どもたちに、次の時代に何をバトンしていくのか」、そんな風に「問い」を持ち続けること、向き合い続けること、そして一人ひとりが願う社会を、これからも皆さんと共に育んでいきたいと思っています。
そんな想いも込めて・・・・
今年は、15の問いのあとにもう一つ「問い」を贈らせていただきました。
いま、みなさんの中にはどんな「問い」が浮かびあがっていますか。
だれと、どんな「問い」について考えてみたいですか。
頭に浮かんだ人と共に生きる明日が、その先の安全な未来につながっていくのかもしれません。
これからもみなさんと共に、「問い」を贈りあっていけたら嬉しいです。
「問いを贈る」、それは自分や他者に関心を持ち、
「本当の願い」を見つめ合う大切な営みです。
自分を想い、あの人を想う。
誰かの心に、そっと問いかける。
あなたの中に浮かび上がるささやかな「問い」は、
あなたの、そして誰かの心地よい暮らしに繋がっているかもしれません。
参加者からのお返事
Special Thanks:デザインで、つなげる、変える。サイ株式会社 | Sai company / まえじまふみえ
CforC2024基礎コース期間終了、プログラムは後半へ!|CforCレポート
子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するプログラムCitizenship for Children2024
「支援者」ではなく「ひとりの人」として子どもに関わりたいと思うからこそ生まれる、迷いや葛藤。Citizenship for Children(CforC)は、そんな願いや気持ちを持つ人たちが集い、子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するプログラムです。
今年度の募集広報期間を経て、CforC2024は基礎コース3名、探求コース10名、動画コース6名にご参加いただき、プログラムをスタートしました!(詳しいプログラム構成は、第1回目レポートをぜひご覧ください)
今回は、基礎コース期間の最後である第2回目(10月16日:講師を囲む会/10月19日:対面ゼミ)と、探求コース期間初回の第3回目(11月13日:講師を囲む会/11月16日:オンラインゼミ)について報告します。
講師を囲む会(第2回)
参加者には、事前に2つの講座動画を視聴してきてもらいました。
「子どもたちの“生きづらさ”に心を寄せる〜孤立する子どもたちが本当に求めているものとは?~」
講師:山下仁子さん(NPO法人ビーンズふくしま)
①講師紹介/ビーンズふくしまの活動紹介
②子どもたちのいま
③対談①~人権擁護の実践とは~
④対談②~子どもとの関わりで大切にすること~
「子どもへの“支援”を問い直す~プレーパークでの実践に学ぶ「子どもとともにいる」関わり~」
講師:神林俊一さん(一般社団法人プレーワーカーズ/一般社団法人TOKYOPLAY/世田谷区 外遊び推進員)
①講師紹介/子どもにとっての遊びとは
②あそび場での実践~東北・世田谷を中心に~
③対談①~子どもと“ともにある”実践とは~
④対談②~関わりのカタチ~
「講師を囲む会」では、講師に正解を求める場ではないことを前提に、質疑応答と対話を行っています。参加者は、講師の豊富な経験から生まれる見解や思いを聞いて、それらを自問自答したり仲間と話しあって自分の糧にします。この日も、ふたりの講師と参加者の、熱くて深い対話は、放課後(任意参加の延長タイム)まで続きました。
終了後に寄せられた、参加者から寄せられた感想を一部ご紹介します。
人の痛みにたくさん向き合われてきた講師のお2人は、「上手く共感して、相手の欲しい言葉を的確に伝えようとされる人」はなく、むしろすごくリアリスティックな人だと感じました。私がなんとかせねばという熱い使命感よりも、出来ないことがあって当然だよねという割り切りを持っておられることが印象的でした。しかし、それは決して諦めや思考停止ではなく、悩み続け、問い続けるというスタンスであって、すごく素敵だなあと感じました。
参加者には後日、講師の山下さんから贈呈していただいた、ビーンズふくしま発行の冊子「貧困の連鎖を断ち切るために~貧困の中で生きる子どもたちに必要な支援とは~」を送付しました。
ゼミ活動(2回目)
10月19日は、東京と大阪の2つの会場で行う対面ゼミでした。何回かのプログラムを経て、心なしか初回よりもリラックスした表情で参加者、スタッフ、修了生スタッフ(ピアサポ)が集合。「「こころで応える」を体感する」をテーマに次の内容を行いました。
子どもとともにいる関わりのワーク~「支援」ではなく「関わり」について深める~
グループワーク~「子どもの声を聴く」「子どもとともにいる」~
「こころで応える」インプット
ペアワーク(15の問いをお互いに投げかけてこたえる)
グループワークでは、神林さんの講義動画に登場した、「子どもが受け取っていたもの・その周囲にいた大人のまなざし」について思いを馳せて発表しました。参加者それぞれが思う「支援ではない関わり」を共有し気づきあう、豊かな時間になりました。
ペアワークは、「最近の子どもとのやり取りに感じた、小さなモヤモヤや悩み」について、相手から問われる15の問いに基づいて順番に話すというものです。相手と自分の言動だけでなく、その背景や思いについて問われることで、自分だけでは気づかなかった願いや大切にしている価値観に触れることができました。
参加者の感想 かんちゃん(探求コース)
昨日のワークでは、その行動や言葉の裏にある「思い」「感情」は?と問われることが何度もあったのですが、すぐに言葉で表すことが難しかったです。「なんとなく、もやっとした」とか、「嫌な気分」とかいう感じは自覚があるのですが、深く考えてみると、いろんな種類の感情の言葉で自分や子どもの内面を表現できるというのが、発見でした。
「自分の思い、子どもの思いに意識を向ける」ことが日常生活の中でもできたらいいなと思っています。
それと、CforCのクラスでは、参加者がフラットな感じで話せるのが、すごく心地いいと思います。「こんなこと言ったら、どう思われるかな?」と思ったり、「言った後のことを考えると、面倒くさいから、まあ、意見言わんでもいいか。」と思ったりすることも、生活の中でもよくあります。CforCで味わった心地よさを他の場面にも広げていけたらとも思いました。
講師を囲む会(第3回目)
この回からは、地域を越えた参加者同士の対話と内省を通じて、自分なりのあり方やアクションをより幅広く掘り下げる、探求コースの期間です。
基礎コース期間を終えた13人の中で、11人が引き続き探求コースに参加することとなりました。これまでと同様に、事前に視聴してきてもらった第3回目の講義動画は下のようなものです。
「市民性と専門性~公的支援の立場から見る“非専門職”の可能性~」
講師:安井飛鳥さん(弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会/ちば子ども若者ネットワーク/ソーシャルワーカー兼弁護士)
①講師紹介/これまでの活動紹介
②“支援”の枠組みに乗らない・乗れない子どもたち
③対談①~専門職として関わることの可能性と限界~
④対談②~子ども・若者にとっての市民性と専門性~
この日の「講師を囲む会」は、探求コース期間に入って初めての回ということで、チェックインの時間を少し長めに行ってからスタートしました。CforCでは、各プログラムの開始時に、その日の気分や体調、最近のトピックスを話す時間を大切にしています。
弁護士でありソーシャルワーカーという、法律と福祉の専門職としてのキャリアを持ちながら、それでも若者と向き合う中で日々葛藤を持って活動を続けている安井さんの、人間味あふれる正直で真摯なお話が印象的でした。
参加者から講師に投げかけられた質問や感想を一部をご紹介します。
<質問>
専門職として提案することと、支援はしない場での提案、違ったりしますか。
子ども自身が困り感を感じていなくて、周囲の大人が問題意識を持っている時、どんな風に取り組んでいるのでしょうか 。
<感想>
支援者だから〇〇しなきゃいけない、という意識から離れて、自分が楽しめる事をやった結果として、誰かの楽しみや支援に繋がったらいいのかな。
ゼミ活動(第3回目)
これまで東京と大阪の2クラスで開催していた参加者が、リアルタイムで一堂に集まるオンラインゼミがスタート!「自分や仲間の資源性に気づき、つくりたい間や、自分らしい市民性のVisionを描く」をテーマに次の内容を行いました。
自分の資源性をみつめるワーク
グループワーク~お互いの資源性を理解し、深め合う~
ペアワーク~個人のVisionを広げる、深める~
リフレクション
グループワークでは、参加者がそれぞれ自分の「好きなこと・オタク性・誰かに感謝されたこと・自由に使える資源」などをワークシートに書き、お互いにコメントや質問を重ねました。あらためて自分が持っている資源を洗い出し、仲間が持つ資源を知って驚いたり笑ったり共感したり。東京・大阪クラスの合同開催スタート回にふさわしいワークでした。
ペアワークは、CforCプログラムが終盤に差しかかるこの時期に、あらためて自分の現在地を確認するような問いにこたえる内容でした。また、午前中に行った資源性についての気づきをもとに、自分らしい市民性の発揮を考える問いもあり、参加者はそれぞれの言葉で、今現在の思い描く自分の姿を話しました。
今回から新たに始まったのは、リフレクションです。これは、CforCプログラム探求コースの特徴的なプログラムコンテンツのひとつで、修了生の多くが「一番印象的だった」と話しています。
CforCのリフレクションとは、参加者の身近な事例を振り返り、スタッフや他の参加者との対話をとおして、子どもの願いや自分の価値観や感情に気づくグループワークのことです。リフレクション初回のこの日は、修了生スタッフが事前に書いたプロセスレコード(事例を相手と自分それぞれの事実・思考や感情を分けて記録したもの)をもとに行いました。
参加者の感想 ひなこさん(探求コース)
最初のペアワークの際に、自分が持っている資源性を見つけ出すことにかなり苦戦してしまい、正直自分が納得する内容を話せていないような気がしました。
これまでも「うまく話そうとしなくても大丈夫」と最初に説明がありましたが、今回なかなかそれが実現できていないことを再認識しました。
「沈黙を恐れない」という助言をもらったときに、ハッと気づかされ、自分自身のスタンスを変えるタイミングになりました。これまで沈黙が許されないような環境にいたので、すぐに変えることは難しいかもしれませんが、CforCの環境では、うまく話そうとすることを辞められたらなと思います。その先に目に見えない自分の欲求や思考、価値観を見出せるのかなと思います。
引き続き、自分のペースで頑張ります!!
CforC2024もいよいよ後半。今後は、より参加者の実践とプログラムが呼応するような内容になっていきます。それにともない、参加者が、CforCに参加したことで感じるようになったことや、これまでの自分にはなかった新しい視点を自覚する場面が増え、一人ひとりの毎日が一層豊かになったらいいなと思っています。
執筆:スタッフ 泉森奈央
メディアって、子どもの権利やウェルビーイングとどう関わっているの?を開催しました。
11月9日(土)、10日(日)に「子どもの権利条約フォーラム2024 in 東京」が開催されました。
2日間で大人と子ども合わせて2,000人を超える方々が全国から集まり、子どもの権利について学びを深め、交流する機会となりました。
PIECESは、子どもの権利が大切にされる社会を育む市民組織の一つとして、子どもの権利条約フォーラムの実行委員メンバーとして運営に携わったほか、メディアと子どもの権利について考える分科会を開催しました。
昨今、企業広告やSNS等を含む広義のメディアが子どもの心身の健康、ウェルビーイング、そして社会の文化に影響することが研究からわかってきており、メディアのあり方を見直すことが急務となっています。
分科会では、海外文献から見えてきたメディアの子どもへの影響と国内の子どもたちへのインタビューを通して見えてきたメディアに関する子どもの声やまなざしを報告しました。
子どもたちの声やまなざしについては、現在レポートを作成しています。完成次第、お知らせしますので、楽しみにお待ちください!
分科会後半には、国や企業など様々な立場のゲストを招き、パネルディスカッションを通じて子どもの権利とウェルビーイングの観点からメディアのあり方を捉え直しました。
積水ハウスの箕輪さんには、積水ハウスにて制作されたCMに込められた想いや秘話についてお話いただきました。見た人がハッピーでいられるか、誰かが傷ついていないかを考えて作っているといったお話が印象的でした。
NHKエデュケーショナルの藤江さんからは、自分を大切にするってどういうことをテーマにした「アイラブみー」という子ども向けアニメーションについて、開発のプロセスや込められた想いなどについて伺いました。子どもたちがワクワクしながら学べて、「自分のこと」として捉えられるように、様々な想いや工夫がなされていることを感じました。
こども家庭庁の安藤さんからは、「こどもまんなか」の実現を目指した国の広報活動についてお話いただきました。こども家庭庁として、トップダウンではなくボトムアップのやり方で広げていく、その想いやそこから生まれてきたものについて伺うことができました。
当日は50名近くの方にご参加いただきました。
参加者の声
・官民様々な視点からメディアの作り方、在り方について考える貴重な機会でした。
・「子どものために大人ががんばろう」ではなかなか社会全体としての動きにはつながりづらいと感じていました。子どもの権利主張のみにフォーカスされるのではなく、様々な角度から社会全体にフォーカスして取り組まれているのだと感じました。
・私もメディアに携わるひとりとして、これからも考え続けていきたい大切なテーマだと思いました。
・地域とオンラインの居場所も近年は増えているものの、まだまだSNS等で子どもたちを搾取の対象と見ている人とつながったり、興味をそそるような表現で目を引くことを目的としているメディアも多いと感じています。子どもが自分のウェルビーイングのためにメディアを選択できる仕組みや働きかけができると良いなと感じました。
子どもを取り巻く私たち大人の一人ひとりが、メディアの持つ力や影響力を自覚し、子どもを一人の人としてみつめるまなざしをもつことが大切だということを改めて感じる分科会となりました。今回は叶わなかったですが、子どもたちも交えて意見交換する機会を引き続き作っていきたいと思っています。
今回ゲストとして登壇いただいた皆さま、会場まで足を運んでくださった参加者の皆さま、ボランティアとして運営のお手伝いをしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
スタッフ、登壇者、ボランティアメンバーで集合写真!
PIECESは2024年度、日本財団の助成を受け「子どもの権利に根ざした情報発信ガイドラインに向けた調査」プロジェクトを実施しています。
インタビューを通じて、メディアに関する子どもの声を聴くことで、メディアの在り方を子どもの権利とウェルビーイングの観点から捉え直し、これからのメディアのあり方を見つめ直すことを目的としたプロジェクトです。
日本財団による助成ご協力に、心より感謝いたします。
【イベントレポート】「道路の凸凹を塞ぐ段ボール」から市民性を考える〜まち歩きワークショップ
まち歩きから市民性を考える
2024年11月16日(土)に兵庫県神戸市の新長田でまち歩きを実施しました。
この企画は、PIECESが大切にしている「市民性」についてさまざまな視点からみつめるオンライン体験ワークショップ「市民性みっけ」の対面版として行いました。
今回まち歩きをした新長田は、徒歩圏内に複数の商店街が残る地域です。阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けながらも、豆腐屋、魚屋、肉屋、八百屋などが軒を連ね、買い物の利便性が高いです。また、まちを歩くと、道端のベンチでくつろぐおじいちゃんおばあちゃんの姿を目にしたり、ベトナム、フィリピン、韓国など、様々な文化を反映したお店があることにも気がつきます。
そんな新長田のまちを4名の参加者と共に歩き、まちで見たことを軸に「市民性」について考えてみました。
まち歩きから市民性を考える
まずはPIECESの活動と参加者の自己紹介を行いました。大阪から参加したメイトの方、PIECESは知らなかったけど「市民性」や「新長田のまち歩き」に惹かれた近隣の方などが参加してくださいました。
その後、市民性について「やさしさのむしめがねBOOK」という冊子を見ながら話しました。市民性は私たちの周りにすでにあり、誰かの願いや想いから生まれてくるものです。
それを踏まえて、まち歩きでは「何か珍しいものを探す」のではなく、「市民性かも」と思ったものからそれが起きている背景まで考えることを意識してみました。
まち歩きの様子
まち歩きでは、近隣の4つの商店街を通って歩きました。
外国語を母語とする人たちをサポートする施設、ベンチに座ってお喋りするおばあちゃんたち、店先で雑談をする店主とお客さん。様々な光景が商店街では見れました。
その中でも面白かったのが、道路の凸凹を塞ぐ段ボールです。ある商店街では道がレンガで舗装されていました。
しかし、ちらほらレンガが剥がれていたり、凹んでいたりして、凸凹しているところもありました。そんな道で、レンガがたくさん剥がれた箇所を段ボールとテープでカバーしているところがありました。おそらく凸凹が気になったまちの人が自分にできることとして段ボールで凸凹を塞いだのだと思われます。
こんなふうにまち歩きでは、まちで起きていることとその背景を考えて歩いていきました。
「市民性かも」を共有する
まち歩きから戻ってきたら、まちで見たものから「市民性かも」と思ったものを付箋に書き出して共有していきました。
付箋は以下のようなものが出てきました。
道路の凸凹を塞ぐ段ボール
車椅子でタバコを吸うおばあちゃん
お客さんと雑談する店主
道の落ち葉掃除
市民発信のイベントがたくさん
どこで見たのか、どんな様子だったのかなども1つ1つ共有していきます。
共有していくうちに「私も同じ付箋書いた」という声や「今の話だとこういうこともあるかも」と新しく付箋が書かれていく場面もありました。
最後に「市民性って実は〇〇なんじゃないか」というお題に対して、〇〇の部分を埋めてみましょうというワークを行いました。それに対して、以下のような回答が出てきました。
思いやりとおせっかい
ジブンの拡張
私の範囲が広がること
想像力を持ったありのままの重なり合い
ヒーローなんじゃないか
名前のついていない一言で言い表せない現象
市民性という言葉は正解があるわけではありません。人によって想いも願いも行動も異なり、それにより言葉だけで説明するのが難しい部分があります。
だからこそ、PIECESではワークショップを通して市民性を多くの人に届けようと思っています。
執筆:スタッフ くりのさやか
【オンライン講座】「暮らしの中にある市民性」参加者募集中!
PIECESでは一人ひとりの手元から紡がれていく「市民性」に着目しています。市民性はどんな風に育まれていくのか、わたしたちの暮らしにはどんな市民性があるのか、参加型ワークショップを通じて参加者とともに考えます。
【講座概要】
日時:2024年12月11日(水)12:00-13:30
2024年12月18日(水)19:30-21:00
※どちらも同じ内容となります。お申込みフォームに希望日時をご選択ください。
場所:オンライン(ZOOMを使用します)
参加費:500円(市民性について紹介するミニ冊子付き(PDF版))
【こんな方にオススメ】
・子どもたちのために自分にできることを考えてみたい方
・PIECESが伝えている「市民性」について詳しく知りたい方
・「子どもの孤立」という問題に関心のある方
・子どもを取り巻く問題について知りたい方
・PIECESの活動を詳しく知りたい方
・PIECESが主催する市民性醸成プログラムCitizenship for Children に関心がある方
▼詳細や申し込みはこちら
https://mikke-2412.peatix.com/
【積水ハウス様】自宅と地域をつなぐ「住まい開き」を取材・交流会を行いました。
<地域との「住まい開き」を通じた豊かなつながり>
積水ハウス株式会社様が発行する、同社の戸建て住宅オーナー様向け冊子「きずな」にて、オーナー様が趣味や特技を生かして行っている「住まい開き 」※を募集・取材する企画にPIECESが協力サポートとして参画しました。
本企画では、PIECESは協力パートナーとして企画全般の立案に携わったほか、オーナー様を対象としたオンライン交流会を開催しました。「地域交流」をテーマとした参加者の皆さまとの対話や、「住まい開き」をする際にヒントとなる「市民性」に関するお話をさせていただきました。
交流会では、「わたしと地域」との関わり方を中心に、いろいろな気づきや再確認があった様子でした。とくに、「曖昧さ」という言葉が印象に残った方が多く、「お家作りでも内と外を曖昧にして空間を広く見せたりしますが、地域との関わり方も同じなんだなと感じました」という気づきの声や「人と人とのつながりが、人生を豊かにしていくことを再確認した」といった感想が届きました。
ご参加いただいた3組のオーナー様には、「住まい開き」の様子を取材、同社が発刊する生活情報誌「きずな(150号記念号)」で紹介させていただきました。
PIECESは、積水ハウス様がグローバルミッションとして掲げる”「わが家」を世界一幸せな場所にする”に共感し、「住まい開き」という地域との関わりを通じて、豊かなつながりが育まれていくことを願います。
※住まい開きとは?
住まい開きは、自身の趣味や好きなことを活かしながら、自宅の一部をご近所や地域の人などの集う場・コミュニティの場をつくる活動を指します。
「わたしと地域」がゆるやかにつながることで、暮らしへの愛着やウェルビーングの向上にもつながると言われています。
「私たちの法人でも、協働を考えてみたい」「研修・講演を開催してみたい」 そんなご要望がございました以下までお問い合わせください。
「子どもとの関わりをふりかえる 【リフレクション体験基礎編】」をスタートしました!
PIECESでは、子どもたちの生きる地域に「信頼できる市民」を増やしたいという想いから、活動を行なっています。そして子どもにとっても自分にとっても心地よい関わりを生むために「リフレクション」という営みを大切にしています。
今回の講座では、5名の方に市民性醸成プログラムCitizenship for Children(CforC)プログラムの大切なエッセンス「リフレクションワーク」を体験していただきました。
PIECESの活動紹介、そしてリフレクションの説明をした後、参加者お一人お一人に子どもや他者との関わりで「ちょっとモヤモヤしたな」「なんでああなっちゃったんだろう」というような場面を思い出していただきました。そのエピソードをもとに、出来事の背景に想いを馳せる問いを投げかけ合うペアセッションを二人一組で行いました。
毎日忙しなく過ぎていってしまいますが、子どもや他者との関わりを少し立ち止まって振り返り、相手の言動や背景にある考えや願いに想いを馳せ、「自分が大切にしたいこと」はなんだったのか、「自分の願い」はどのようなことなのか、それぞれが立ち止まってみつめる時間を過ごしました。
参加者の声
・相手の気持ちを想像したり、自分の気持ちや感情に焦点を当て、相手も自分の気持ちもないがしろにしない、尊重することの大切さに気づかされました。
・自分の価値観を再認識し、またペアーの相手の思考・行動からも学ぶべきところをたくさん発見できた
・ペアの方と少し違った価値観を持っていることが印象的でした。だからこそ新しい発見や、自分もこうありたいなと思い、自分の成長にもつながる時間だったなと思います。
PIECESでは今後も定期的に「リフレクション体験講座」を開催予定です。ご関心ございましたらぜひご参加ください。
CforC動画コース冬期、参加者募集中!
子どもと関わる実践者の講義や質疑応答の様子などをオンデマンドで視聴する「動画コース冬期」の参加者を募集しています。
【募集期間】:10/18~11/14
【こんな方にオススメ】
・普段から子どもに関わる活動や子育てをしており、自身の関わり方に迷うことがある
・すきま時間を活用して、子どもに関わる専門職の講義を聞きたい
・子どもに関する活動経験や予定はないが、子どもを取り巻く環境に関心を持ち、自分にも何かできることがないかと考えている
自分の気持ちを大切にしながら、目の前にいる子どもたちとの関わりに良い変化をもたらしたい。CforCは、そんな思いに応えるプログラムです。ぜひ一緒に学びませんか。
▼詳細や申し込みはこちら
https://peatix.com/event/4162541/
研修レポート|【ピジョンランド府中さま】子どもの権利に関する研修
ピジョンランド府中さまにて、子どもの権利に関する研修を実施しました
ピジョンハーツ株式会社さまが運営する保育園「ピジョンランド府中」にて、子どもの権利に関する研修を実施しました。
ピジョンランド府中では時代に合わせた保育の向上を目指して、毎年職員研修に取り組まれているそうです。その中でも今年は「子どもの人権」について、1年間かけて職員で学びを深めていると伺いました。その一環として、今回は「子どもの権利」についてPIECESの職員からピジョンランド府中で勤務される職員さんに向けて、お話をさせていただきました。
「子どもの権利条約とは」といった歴史や概要のお話から、実際に暮らしや保育の中で子どもの権利を尊重するとはどういうことか、具体的な事例をもとに共に考えを深めました。また「子どもの権利」の視点だけではなく、子どもや関わる大人の行動の背景にある「願い」に目を向けることの大切さにも触れ、子どもたちとの日々の関わりを立ち止まって見つめ直す時間をともに過ごさせていただきました。
参加者の声
・「子どもの権利」のメガネで見てみると、大人が子どもの権利を侵害しているかもしれない。という話しを聞き、考えさせられました。
・子どもの権利を大切にすることも大切だが、大人も大切にしないといけないと言っていたのが、印象的でした。自分を大切にすることにもつながってくる「子どもの権利」。子どもを一人の人として見つめ、子どもの声を聞く。時間に追われてしまう大人も、もっと子どもの声を聞いて保育をしたいと思いました
・普段保育の中で、子どもの権利を尊重するのは難しいこともあると思っていたが、子どもの言うことを全部聞く、ということではなく保育者側の願いも含めて、一番良いことを探していく、考えていくということが子どもの権利を尊重するということになると分かった。
・子ども一人ひとりが持っている権利は、大人と同じこと。子どもも1市民としての関わりが大切であること。受講して最も大人として大切にしなければならないことが分かった。
・子どもの権利を大切にするには、お互いの権利を尊重するということを意識し、子ども同士の関わりはもちろん、自分自身と子どもの関わりに反映させていけたらと思う。
日時:2024年10月12日(土)
主催:ピジョンランド府中
講師:矢部杏奈(PIECESスタッフ)