田北雅裕×PIECES代表 斎典道 オンラインイベント
小さな声を聴くデザイン~子どもとの関わりを編み直す~
親として、支援者として、あるいはひとりの市民であり、地域の大人として——
唯一の正解やマニュアルが存在しない子どもとの関わりに悩みながらも、それでも向き合い続けている。そんなすべての大人にひらかれたオンラインイベントを開催いたします。
PIECESでは、子どもにとっても、自分にとっても心地よい関係性を探求するプログラム Citizenship for Children(CforC)を開催しています。その講師をつとめる 田北雅裕さんをゲストに迎え、「市民性」と「デザイン」という視点から、新しいアプローチを考えます。
田北さんは、コミュニケーションデザイン/サービスデザインの観点から、主に子ども家庭福祉の課題解決に向けた実践と研究を続けている実践者です。まちづくりや環境、デザインなどの関心ともつながる「市民性」のエッセンスや、日常の関わりに小さな変化と新しい視点をもたらしてくれるそのお話は、CforC参加者の間でもファンが多くいます。
今回のイベントでは、NPO法人PIECES代表理事の斎典道とともに、子どもと直接関わる場面だけでなく、子どもを取り巻く大人や、私たちが暮らす社会全体を見つめ直します。そこから、より子どもの育ちに相応しい環境を生み出すための仕掛けを探っていきます。
「環境やコミュニティに関心がある。そこに“市民性”がどうつながるのか気になる」
「福祉とデザインを横断して活動している田北さんの視点に触れたい」
「地域や社会をよりよくしていくために、自分の立ち位置からできることを考えたい」
そんな方にもオススメです。ぜひお気軽にご参加ください!
開催概要
日時:9月18日(木)20:00-21:00
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料
登壇者:田北雅裕さん(九州大学大学院 芸術工学研究院 准教授/社会福祉士)
斎典道(NPO法人PIECES代表理事/ソーシャルワーカー)
対象:どなたでも歓迎です
お申し込み方法:Peatixページよりお申し込みください。https://cforc-202509.peatix.com/
<お申込み・ご参加にあたっての注意事項>
・本イベントはCforC参加の意向に関わらずどなたでもご参加いただけます。
・当日はチャットを通して、感想を書いたり登壇者に質問を投げかけることもできます。可能な限り双方向のコミュニケーションを取りながら進めますが、画面オフでも参加していただけます。
登壇者紹介
田北雅裕 さん(九州大学大学院 芸術工学研究院 准教授/社会福祉士)
2000年、デザイン活動triviaを開始。以降、まちづくりとコミュニケーションデザインを切り口に様々なプロジェクトに携わる。現在は大学で教鞭をとる傍ら、一般社団法人福祉とデザイン ディレクター、認定NPO法人SOS子どもの村JAPAN 理事、社会福祉法人抱樸 理事、糸島市こどもの権利救済委員会委員などを務め、主に子ども家庭福祉の課題をデザインというアプローチから乗り越えていくための実践・研究に取り組んでいる。https://trivia-design.jp
斎典道(NPO法人PIECES代表理事/ソーシャルワーカー)
1988年生まれ。児童養護施設での子どもたちとの出会いから、ソーシャルワークの道に進む。2012年には北欧の社会福祉を学ぶためデンマークに1年間滞在。制度や仕組みとともにある「市民性」の価値に深い感銘を受ける。日本福祉大学大学院在学中に児童精神科医の小澤と出会い、PIECES設立に参画。理事兼事務局長として、事業・組織の両側面から事業運営に携わったのち、2024年9月から代表就任。市民性や共在感覚の醸成が公私におけるテーマ。
■お問い合わせ
NPO法人PIECES(担当:泉森)Eメール:cforc@pieces.tokyo
本イベントは、現在参加者を募集しているCforC(Citizenship for Children) プログラムの関連企画です。関心を寄せてくださる方は、ぜひ募集説明会の詳細もご覧ください!
CforC募集説明会:https://cforc-202509.peatix.com/