子どもの権利月間終了のご報告
改めて、子どもの権利条約を広く普及したい
すべての子どもは生まれながらにして「子どもの権利」を持っています。
しかし貧困や虐待などを背景に、子どもたちの尊厳がないがしろにされている出来事が多々起こっています。虐待相談対応件数は年々増加し、命が奪われる事例も後を絶ちません。
今、改めて子どもの権利の重要性をとらえなおし、より広く発信していく必要性があるという想いから、子どもの権利月間キャンペーンを実施しました。
特設サイトでは、子どもの権利条約の4つの原則、4つの権利の紹介のほか、専門家へのインタビューや私たちの暮らしと子どもの権利を紐解く事例紹介も掲載しました。
この期間、SNSを中心に子どもの権利に関する情報発信を強化し、延べ18万人の方に届けることができました。期間中、情報を受け取ったり拡散してくださった方、イベントに参加してくださった方など、本当にありがとうございました。
すべての子どもたちが持つ「権利」が守られ、こどもがこどもでいられる社会をつくるためには、子どもに関わるすべての人が、子どもたちに起きている現状について知り、関心を寄せ、権利が実現されるように行動することが大切です。
私たちPIECESは、今後もより多くの人が情報に触れることを目指して、広報・啓発の活動に力を入れていきます。
代表理事 小澤いぶきからのお礼
キャンペーンを一緒に広めてくださったり、メイトになってくださったり、寄付は難しいけれど応援しているよとメッセージをくださったり、一人一人の大切な思いを共有してくださり、本当にありがとうございました。
この期間で10名の方に新しくPIECESメイトになっていただきました。 また、来年度の活動の支えとなる33件のご寄付もいただき、ともに活動を広げてくださる仲間が増えて大変嬉しく思います。
誰もの権利と尊厳が大切にされる社会。それは、設立当初からの変わらぬ思いです。
子どもの頃から誰もが一人の人として大切にされる。
一人の権利主体として尊厳を尊重される。 私たちの市民性が社会に満ちた時にその社会が生まれているのだと信じて、これからもこれを読んでくださっているみなさまと一緒に、手元から社会を共に育み、市民性を醸成していきます。
「こどもがこどもでいられる社会」は、 「私が私でいられる社会」でもあり、これを読んでくださっているみなさまが大切にされる社会でもあります。
寒い日が続きますので、どうか年末も心身を大切にお過ごしください。
PIECES代表理事 小澤いぶき
専門家インタビュー
子どもの権利と私たちのくらしを紐解く
小澤いぶきによる解説などの詳細はこちらからご覧いただけます。
【イベントレポート】子どもと一緒に考えるワークショップ「子どものけんり」ってなあに?を開催しました
11月27日、PIECESの本郷オフィスにて『子どもと一緒に考える「こどものけんり」ってなあに?」イベントを開催しました。4歳から中学生まで10名の子どもたちと保護者の方6名が参加してくださいました。
はじめに、今日この場で大切にしたいこととして「思ったこと、感じたことは自由に表現すること、思ったことは否定せずに受け止めること」などを伝えました。子どもの権利条約にある4つの原則のうちの「子どもにとって最も良いこと」、「意見を表明し、参加できること」にも当てはまります。イベントを通じて少しずつ参加者の緊張感もほぐれていったように感じました。
子どもたちには会場の中を歩いて、子どもの権利条約が書かれたシールを集めてもらい、ワークシートに貼ってもらいました。子どもの権利条約は54条ありますが、その中で特に子どもたちに伝えたい10個を厳選しました。イラストレーターのひらのりょうさんのイラストを使用させていただき、シールを作成し、「イラストが可愛い!」と子どもたちから好評でした。
シールを集めた後、 シールにどんなことが書かれているのだろう?と見返してもらい、代表理事の小澤いぶきから子どもたちへいくつか問いを投げかけました。「学校のルールってどうやって決まっているのだろう?」「どんなときに自分の気持ちを伝えている?」など普段生活しているなかでどう過ごしているのか、振り返って考えてもらいました。生活しているなかで子どもの権利があるということに気付いてもらう時間となりました。
参加者の声
子どもたちからの声
・シール集めが楽しかった。
・色々なことを伝えることができてまあまあ楽しかった。
・「戦争(せんそう」から守る」権利があったけど、日本は戦争をしないのになぜこの権利があるんだろうって思った。
保護者からの声
・子どもがリラックスしていました。
・子どもの発言を聞けるのが楽しかった。子どもにもわかりやすく伝えて頂けて嬉しかった。
・子どもがどんな権利に興味を持つのか意外な面も見れたりして面白かった。
・子どもの権利についてのスタンプラリー(シール集め)の時に様々な権利を学ぶことができて良かった。
・子どもたちが自分や周りの人たちを大切に感じられる機会になるPIECESさんならではのワークショップにまたぜひ参加したいです。
今回のイベントを機に「子どもの権利というものがあるんだ」と知り、それはどんな権利があるんだろう?と気にかける最初の一歩になったら嬉しいです。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
最後に、今回のイベントではPIECESメイト(月額寄付者)の方にもご協力いただきました。会場案内、子どもたちの見守りや写真撮影等のイベント運営にご協力頂きまして本当にありがとうございました。
PIECESでは、「こどもがこどもでいられる社会を」目指して活動しています。「子どもの権利月間」として12月15日までキャンペーンを開催中です。子どもの権利条約について知るコンテンツをご紹介しています。
【イベントレポート】国境なき子どもたち(KnK)さんとの共催イベントを開催しました。
11月20日は世界子どもの日。子どもたちの人権を守るための「子どもの権利条約」が国連で採択された日です。
PIECESでは世界子どもの日に、国境なきこどもたち(以下KnK)さんと一緒にトークイベント「子どもの権利を大切にするために、私たちにできること~国を越えて共に学ぶ~」を開催しました。
KnKさんがフィリピン、そしてヨルダンで実施している教育分野での活動とPIECESが日本国内で行う市民性を醸成する活動を「子どもの権利」という視点で見つめました。
活動地域や分野は違いますが、お互いの活動での学びや課題を共有し、子どもの権利が大切にされるためには何が必要かを参加者の皆さまと共に深めました。
日本での子どもの権利を保障する取り組み
小澤からは日本での子どもの権利を保障する取り組みについても言及がありました。2022年6月に「こども基本法」が成立し、2023年4月から施行されます。すべての子どもが個人として尊重されるという基本的人権が主な内容です。
日本では子どもの権利条約の批准から28年が経ちますが、条約の認知は広がらず、それに基づく実践も子どもの現場でなかなか普及していません。しかしここ数年で体罰禁止や子どもの意見表明に関して、制度化を求める動きが生まれ、こども基本法に向けての社会的な動きになってきました。4月に施行されるこども基本法には、子どもの権利条約の4原則が明記されるなど、少しずつ子どもの権利を保障する取り組みが動き始めています。
PIECESでは今後も、一人の人である子どもの尊厳が大切にされる取り組みを続けていきます。
参加者の声
先ずは自分が子どもの権利についてもっと知識を得て、自分の子どもや周りと話をしてみたいと思います。
一番印象に残っているのは、ヨルダンとフィリピンでは教育の中に子どもの権利に関する授業が組み込まれている点。日本にいると日本は先進していると思い込んでしまうが、意外とそうでもないということも多いと気付かされた。
みなさんの活動に大変興味を持ちました。またこどもたちの権利や現状について理解が深まったと同時に私にも何か出来ることはないかと強く感じました。
子どもが子どもの権利について理解することも大切だが社会として認識していくことの重要性に関しては、意識していなかった部分であり、はっと気付かされたような気持ちになりました。また、啓蒙活動の重要性必要性も感じ、これまであまり関心のなかった広報職への魅力も感じました。
今回は3名での登壇でした(一番右がPIECES代表小澤いぶき)。
今回はハイブリットでの開催となりました。会場まで足を運んでくださった皆さま、オンラインでご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
「支える、関わる、ともにいる」とは?~待つことから生まれる市民性~|CforCレポート
自分なりの「市民性」を探求していく
私たちPIECESが行うCitizenship for children(略してCforC)は、「自分にできることで子どもや地域・社会に関わりたい」という想いを持った、専門職でも支援者でもない、一般市民向けに行っているプログラムです。
CforCでは、誰かのことを気にかけたり、想像したり、自分にできることを考えたり、まなざしを向けてみたり…そんな私たちの心の中にある「心の灯火」のことを「市民性」と呼んでいます。
いわゆる専門職や支援職を育成するプログラムではないからこそ、1人の人であり市民である自分を客観視すること。答えを求めるのではなく、学び続け、問い続ける姿勢を持つこと。
そういった「市民性」を仲間と学びあうことで探求していきます。
答えのない問いに向き合う
CforCみつめるコースは全3回の開催で、各回とも講座とゼミのセットで進んでいきます。
第3回目のゼミでは、「自分らしい市民性を探る」をテーマに、「子ども視点から子どもへの関わりを考える」、「自分らしい関わりを探る」というワークを行いました。
大人が子どもに教えるというスタンスではなく、「子どもたちから学ぶ」や「専門性と市民性」というキーワードも参加者の皆さんにとって、ゼミのテーマを考える大切なポイントになっていました。
ゼミの最初には、今回の講師であるプレーワーカーの神林俊一さんの動画の内容に関してグループで対話を行い、神林さんの関わりにはどんなまなざしがあるのか?、「支える、関わる、ともにいる」とはどういうことか? について考えました。
このワークでは、参加者同士で安心安全な場をつくりだし、結論や正解を求めずに、「子どもとの関わり」について考えを深めることができたようです。
最後に「みつめるコース」全体を振り返る時間が設けられ、その結果を参加者の間で共有してゼミを終了しました。みなさんからは CforC の安心できる場が新鮮だったという声や、これまで囚われていたことに気付いたという声も聞かれ、これから取り組んでみたいことについても、さまざまな希望やアイデアが出てきました。
実際の参加者からの感想を共有します。
参加者からの感想
カオスな空間を、流れのままに全員の「居場所」として機能させることの難しさを日々痛感しています。そういう意味で神林さんのお話はとても貴重なものでした。
特に参考になったのは子どもとの「距離感」。どこまで待つのか、いつ話しかけるのか。神林さんの絶妙な距離のとり方はこれからの活動に取り入れていきたいです。
子どもにとっての遊びとは社会とつながること。自分の生きている存在価値。遊びのなかの関わりは目的や終着点を必要としない。共感や願いがあればよい。
これまでの私は、無意識に子どもの支援に何らかの結論や広義的な正解のようなものを導きだそうとしていた。だが、もっと自然でよい、ひとりの人間として子どもたちと共にいるだけでよいのだ、と思えるようになった。気負いがなくなり、普通に子どもたちと居るだけで心があたたかく感じられるようになった。
正解のない問いを考え続けていくこと
参加者から共有された声を聞くと多くの学びや気付きがあったと感じていただいたようです。一方で、子どもとの関わりに正解はないということも受け止め、そのうえで「一人ひとりの子どもの力や願い」を信じて向き合い、そして「待つこと」が大切だというかんぺーさんのメッセージが心に響いた人が多かったようです。
そして、ゼミを通して大切なキーワードとなっていたのはやはり「市民性」という言葉でした。
「待つこと」とは何か、「市民性」とは何か、という問いに正解はないのかも知れませんが、そのことを考え続けていくことが、子どもたちにとっても大人にとっても優しい社会を創ることに繋がるのではないでしょうか。
参加者のみなさんがその意味を探す旅を続けていくきっかけになった一日になったように思います。
執筆:シゲさん
編集:ゆか
【イベントレポート】#問いを贈ろう展覧会を開催しました
来場された方みなさまに平和の象徴であるハトを吊してもらいました。壁には20個の問いとメッセージを展示し、それぞれのお返事を書いてくださいました。
くすのき荘2階ラウンジをメイン会場とし、ハトの展示を行いました。来場者のみなさまにお好きな色のハトを選んで頂き、好きな場所に吊してもらいました。参加してくださる方が増えれば増えるほど、ハトも増えていきます。この場にいるハトは一羽だと小さく見えるかもしれませんが、何羽も集まることで、空間が変わっていくことをみなさまと一緒に体感しました。
一人ひとりの市民性は小さくて意味がないように感じるかもしれません。けれど、一人ひとりの市民性が集まっていくことで、社会が、世界が変わっていくと私たちは信じています。そんな願いを込めて展示しました。
自分をみつめるワークショップ。自分の心と身体に向き合う時間となりました。
当日、「自分」をみつめるワークショップを3回開催しました。このワークショップでは、日頃みなさんが持っている肩書きを一旦置いて、「自分」を見つめることを目的に、自分の心と身体に向き合うことを体感しました。その後、参加者同士で言葉を使わずに自己紹介するワークを行い、みなさん試行錯誤しながら身体を使って「自分」を表現しました。
ワークショップ開催後、自然と車座になり、来場者のみなさんでお話しする時間もありました。
来場いただいたみなさまからの声
・ワークショップが思っていた質問に答えるかたちでなく、身体を使ってのワークで見えない誰かとも繋がっている感覚を体現する事が出来ました。
・温かい空間でした!問いの答えがその場で見られるのも楽しかったです!
・とてもいい雰囲気のイベントだったと思います。場所も素敵なところでした。ワークショップも、想定していなかった内容でしたが、そのあとの車座トークも含めて学びの多いものでした。
日頃からPIECESをご支援くださっている寄付者のみなさま、遠方から来てくださった方、今回を機に初めてPIECESを知った方などお会いすることができました。改めてご来場頂きありがとうございました。
オンライン上でお会いしていても、直接お会いしてお話することは初めての方もいらっしゃり、貴重な機会となりました。
今後も感染状況を見つつ、みなさまと直接お会いできる機会を増やしていきたいと思います。
【イベントレポート】問いのじかん VOL.3 今西洋介さん
PIECESがお届けした「問いを贈ろうキャンペーン」。
「問い」を通じて自分や他者、世界に想いを寄せる。その想像力の先に、誰もが大切にされる社会があると信じて、このキャンペーンを行いました。
代表の小澤いぶきが「問い」をゲストとともに深め、考えるオンラインイベント「問いのじかん」最終回は、新生児科医/小児科医の今西洋介さんをゲストにお迎えしました。
今西さんは、新生児科医として赤ちゃんの命に向き合いながら、子どもに関するニュースについて毎日SNSを通じて発信をしており、社会問題を考える小児科医として活躍されています。
今回の対談では、今西さんに答えていただいた「問い」の話や、専門医同士の異なる視野から社会問題についてお話しました。
こちらのレポートでは、配信の内容を簡単に紹介します。
今西さんに答えていただいた「問い」とお返事
問いの答えに込められた想い
今西さんはSNSで発信する際、医療と子どもの社会問題の結びつけて啓発しています。
児童虐待など子どもが関わる悲惨な事件などが起きたとき、その背景に目を向けて見ると、ほとんどの場合は個人の問題ではなく社会が生んだ悲劇であることが多いです。子どもを取り巻く現状は、家族だけではなく社会の仕組みに原因があるのではないかと話してくれました。個人を責めるのではなく、社会にも問題提起をする必要があると考えていると話してくれました。
また今西さんは「母性」ではなく「育児性」という言葉を用い、性別や血縁を問わず、社会全体で子育てをしていくことが重要だと考えているそうです。これまでの女性の家事に対する社会通念や男性の長時間労働など様々な問題が、結果として現在の育児の困難に繋がっていることを教えていただきました。
家族へ贈る言葉
「三姉妹の過ごす未来がこのままでよいのか」という疑問が、今西さんの活動の原動力となっているそうです。これからの未来を生きる子どもたちが、「女性らしく」ではなく「人間らしく」生きられる社会を目指しているとお話してくださいました。今西さんの活動が家族の未来にも繋がっていることが、「お父さん何とかするから、応援してほしい」という言葉となりました。
専門職と社会をつなぐミドルマン
専門家が持つ有益な情報を社会に届けるためには、難しい専門知識を簡単に伝えることができる人材(ミドルマン)が必要不可欠です。さらに専門家以外の人々が情報を広げていくことが、より良い社会に繋がると話してくれました。性別や人種、年齢に関係なく、知ろうとする事から始めることが重要です。専門職でなくても、社会の一員である私たちにできることを教えていただきました。
また物事を知ろうとする姿勢が優しさを生むこと、例えば発達障害について知ることが当事者への配慮に繋がることをお話していただきました。
物事を知ろうとする際に重要なこととしては、単一の情報源ではなく公的機関や専門職など様々な頼り先をつくり、どの情報が正確であるかを判断する能力が必要であると話されていました。
小児科医として伝えたいこと
小児性被害など子どもを取り巻く様々な問題について、世間の認識と実態が乖離していることが多いと感じているそうです。そのギャップを埋めるための情報発信や啓発が重要であると話されていました。
また新生児医療に携わるなかで、お子さんを亡くされた家族の方へのブリーフケアが足りていないこと、家族だけで抱え込まずに周りを頼ることが必要であるとご指摘されていました。
生と死はかけ離れたものではなく隣りあわせだということ、一日一日を大切に生きてほしいと話してくれました。
今西さんからのメッセージ
子育ては周りを頼ってよいこと、また頼られた側も家族や会社、地域の人に頼っていくこと、それが社会全体で子育てをするということです。
子どもがいるいないに関わらず、子どもたちに手を差し伸べていただけたらと思います。
今西さんの活動への思いから社会を知り、子どもたちに目を向けるきっかけになりました。また社会全体で子どもたちを守り育てるという、各々が「育児性」を持つような世界になってほしい、そのような世界の一員でありたいと強く思いました。
最後になりますが、ゲストの今西洋介さん、配信を見てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
執筆:広報ファンドレイズ インターン 大久保
以下よりアーカイブをご覧いただけます。
PIECES寄付者限定オンラインスペースPiece for Peace 【9月の活動ダイジェスト】
寄付者限定のオンラインスペースPforPの9月の様子をお知らせします。
※PforPは、メイトの皆様が寄付をしながら、社会も自分もwell-beingになることを目指して、イベントの参加やメイト同士で交流できるオンラインコミュニティです(詳細はこちら)。
日常を豊かにし、市民性を醸成するオンラインスペースPforP9月のダイジェスト
ふとんで#まどラジオVol.11 【次の時代に生きる子どもたちに、残したい世界はどんな世界ですか】
▶今回対話するメイトは?
愛知在住のご夫婦、ゆうことすすむさん。娘さんが大学進学を機にお家を出たのをきっかけに、PforPに加入してくださいました。
「PforPは、正直遠い世界の話かと最初は思っていた」
そんなすすむさんがPforPに参加し、#まどラジオで対話してくださるまでの経緯とは?
▶ハイライトpick up!
長年ピアノの先生をなさっているゆうこさん。3歳の生徒さんとの時間は「ドレミ」ごとに色分けし塗り絵も取り入れてみたり、思春期の生徒さんとの時間は人との比較よりも出来るようになったことに目を向ける声かけをしてみたり。試行錯誤の連続だけど、そんな日々が好き!と子どもたちとのエピソードを語ってくださいました。
まどラジオ公開日は、PIECESの「問いを贈ろうキャンペーン」真っ只中。「次の時代に生きる子どもたちに、残したい世界はどんな世界ですか」など、キャンペーンの問いかけを置いて、対話していきました。
▶開催概要
・9/23(金)@YouTube
・話し手:ゆうこさん・すすむさん・まい・ゆいつん
▶ふとんで#まどラジオとは
PIECESメイト同士が、自分の暮らしのサイズ感で市民性について対話するラジオです。
毎月第3金曜夜に20分程度配信します。週末の夜、ゆるゆると聞いてみてください◎
HIPAHIPAweek~大人のサードプレイスとまちづくりーまちで自分が好きな場所を再発見するーライブ配信しました!
毎月HIPAHIPA#まどラジオイベントを開催していますが、8月1日~9月18日までHIPAHIPAweek2022夏を開催しました。9月5日にオンライン企画として地域で子どもから大人まで立ち寄れる場やワークショップを開いているゲストを招き、「大人のサードプレイスとまちづくり」をテーマにライブ配信をしました。
グラレコをボランティアメンバーのはるかちゃんが描いてくれました!
ゲストが感じている好きな場所や苦手な場所(行きにくい場所)を聞きながら、「どんなまちであれば、大人と子どもが一緒に集えるのか」について語りました。‘子どもの居場所’は良く聞くけれど、’大人の居場所’はまちの中にないのでしょうか。大人も子どもも一緒に交じって過ごせる居心地の良い場所があればもっとまちは良くなる、わたしたちは目の前の相手に優しくなれるのではないかと感じています。
ゲストが住んでいるまちの良さ、居心地が良いと感じられる場所、一方で課題に感じていることなどを語っています。住んでいるまちへの愛を感じられる、1時間になっています。アーカイブを残していますので、よろしければご覧ください。
YouTubeリンクはこちら
<ゲストスピーカー>
影近卓大さん(かげさん)
訪問看護ステーションや重症児者のデイサービスを運営する合同会社ライフイズ ・一般社団法人Lifeis代表。
東京都多摩市にて2021年4月「+laugh(アンドラフ)」という障害の重い方や医療的ケアの必要な方など、いわゆる重症児者が通う事業所を開設。その事業所の一角をフリースペースとして開放したり、駄菓子屋を開いたりと多様な取り組みをされています。
増田真紀子さん(まきさん)
NPO法人ただいま代表理事。真宗大谷派正安寺坊守。
茨城県ひたちなか市にあるお寺の敷地を活かし、子どもの居場所運営支援事業「てらこや」、フリースクール「ふらっと」、地域食堂事業「ただいましょくどう」、フードパントリー事業「TeToTe」、子育て交流の場「ママカフェ」などを運営しています。
近藤ななえさん(ななさん)
「こぱん」代表。「こぱん」は東京都世田谷区で、子どもたちが安心して過ごせるように地域を見守りされています。また、見守りの目をふやすためにワークショップなども毎月開催しています。
HIPAHIPAweekとは
PIECESでは、子どもが孤立せず「こどもでいられる社会」を目指し活動しています。「こどもがこどもでいられる社会」になるには、大人が自分でいられ、共に生きている、さまざまな人たちへのまなざしのある社会から生まれるものだと考えています。そのためには子どもに関わる大人が増えていくことが重要ですが、普段の生活でまちや子どもとの接点がない人の方もいます。
今回のHIPAHIPAweekでは、まちにある様々な「大人がふらっと立ち寄れる」場所を東京、茨城、千葉、奈良、高知、福岡の12カ所を紹介しました。
紹介ページはこちら
Piece for Peaceへのご参加をお待ちしております。
PIECES メイトのみなさんと、市民性醸成の道を一緒に歩んでいけること、楽しみにしています(単発寄付者の方も、期間限定でPforPに参加いただけます)。
<PforPの今後の予定>
【10/21(金)21:30-22:30@オンライン】Citizenship lab~イラクの子どもたちに出会って~小澤いぶきイラク活動報告会~
10月にPIECES代表理事の小澤がイラクに赴き、特定非営利活動法人 JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)のイラク事業の一環として、JIM-NETのこれまでの知恵や経験、専門性にPIECESの知恵と専門性を重ね合わせて、小児がんの子どもに関わる大人たちが自分たちをエンパワメントし、子どもへの健やかな関わりにつなげていくピアグループのサポート、そして子どもや自分たちのケアの実践に向けたワークショップと研修を実施しています。
”小澤いぶきの最近の活動の様子について本人から直接聞いてみたい”
”海外の子どもたちのエンパワメントのために、PIECESの取り組みがどのように生かされているのか詳しく聞いてみたい”
という方はぜひPeatixよりお申し込みください。
※今回は寄付者向けへの報告会となりますが、寄付付きチケットをご購入いただいた方にもご参加いただけます。
【10/28(金) 22:00- ふとんで#まどラジオ@YouTube】もし僕がダメになったら、助けてほしい。
PIECESメイトでPforPメンバーのHikariさんをゲストにお話ししました。YouTubeにてPforPメンバーへ限定配信いたします。
【10/24(月) 20:00-21:00@オンライン】 Welcome会
「PforPってどんなことをしているんだろう?」
「どんな人が参加しているのか?」などPforPに入ったばかりの方、関心がある方向けに2か月に1度開催しています!PforPメンバーのみなさまのご参加も大歓迎です◎
【11/5(土)10:30-11:30@オンライン】チェックイン会
毎月第1土曜日の朝に、雑談兼チェックイン(今感じていることなどを話す)会を開催しています。メイト同士の交流にもなりますし、なかなか外で話せないけど話したいことを共有できる時間になりますので、みなさんのご参加をお待ちしております!
HIPAHIPAweek終了のご報告
まちと接点を持つためのイベント HIPAHIPAweek
8月から9月中旬までの1ヶ月半、HIPAHIPAweekを開催しました。 HIPAHIPAweekは、自分の住むまちと接点を持つためのイベントです。近所の人と出会ったり、困ったことがあったら相談できるような関係性を紡ぐといったことが生まれたらいいなと思い、スタートしました。
2021年から始まり、今回が4回目となる開催。私たち自身も手探りで始め、今回は「大人がふらっと立ち寄れる」ということをテーマに、様々なスポットを記事で紹介したり、ラジオ配信をしました。
HIPAHIPAweekスポット紹介はこちら(12箇所掲載しています)
まちの図書館「なにかし堂」と昭和レトロな商店街のあたたかな日常
子どもの心の孤立に対して活動する団体がなぜ大人をターゲットにしたイベントを行ったのか
PIECESをすでに知っている方の中には、「なぜ子どもの社会課題に取り組むPIECESが、大人をターゲットにやっているのか?」と疑問を持つ方もいるかもしれません。「直接子どもをターゲットにしたイベントをやった方が良いのでは?」と。もちろん、それも大切だと思います。
その一方で、子どもたちにたくさんの多様な大人が関わっていくことを大切にしたいという想いがあります。 多様な大人が関わることで、子どもたちにとって様々な選択肢が生まれたり、自分について様々な表現をする可能性も出てくるかもしれないからです。
だからこそ、今回は大人をターゲットにしました。 これは私個人の願いになりますが、普段子どもに関する活動をしているわけではなくとも、たまたま近所の子どもと知り合い、なんとなく顔見知りになるということが起きたらいいなと願って。
私自身、たまに「子どもとどう接していいかわからない」と言われることもあります。子どもと普段関わっていないから正解がわからないと。 でも、それでもいいと私は思います。みんながみんな同じ関わりをしなくていい、むしろその方が良いと思っています。
いろんな意見を言う大人やいろんな関わり方をする大人から、子どもたちは自分で選び取っていきます。同じ大人ばかりでは、合わない子にとってはしんどいと思うので、その目の前の子を想って、多くの大人が子どもたちに出会ってくれることを願っています。
こちらはTwitterの投稿内容の転載となります。一部語尾など修正をしています。
執筆:PIECESスタッフ くりちゃん
#問いを贈ろう キャンペーンにご参加いただき、ありがとうございました。
8月15日からの7週間、PIECESから贈る20個の「問い」を通じて自分や他者、社会や世界に想いを寄せ、より良い社会を目指すきっかけをつくる #問いを贈ろうキャンペーン。期間中、多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
「問い」を通じて自分や他者、世界に想いを寄せる、その想像力の先に、誰もが大切にされる社会があると、私たちは信じています。
異なる私たち一人ひとりが大切にされている、そんな社会は誰かがつくる確固たる正解ではなく、ふと感じる違和感や、私たちが受け取る願いや問いから、始まっていく。そんな思いから、2021年からキャンペーンを開始し、今年は2回目の開催となりました。
「問い」に対するアクション(いいねやリツイート、リプライなど)の数で、自分や社会、世界に対する関心の広がりを測り、今年は昨年生まれた2,000件のアクションがさらに広がりました。
参加者の投稿
いいねやリツイートはもちろん、たくさんの方が問いに対するお返事を発信してくれました!
みなさんの多様なお返事から、たくさんの気づきや新たな視点を得ることができました。
参加者の声
・自分の内面や頭の中にあるものを探索する楽しさに気づきました。
・意識して深呼吸する時間になって、それが定期的に訪れるというのがありがたかった。
・問いの贈り物って改めて本当に素敵。 大切な人に贈りたい言葉は何かと問われるとまず、「私にとって大切な人はだれだろう」と考える。 自分の内側を冒険するための切符。まさにギフト。 素敵な問いの数々を、心からありがとう。
・日々いろんなことに追われていると、自分の感情を大切にできなかったり、向き合えなかったり、「問い」まで辿り着けないことが多々あります。 本キャンペーンで贈られてくる問いの数々は、立ち止まって考え、自分の心が何にどう反応し、何を感じるのかを味わう機会になりました。
・育休中で他者と話す機会が極端に減りました。赤ちゃんを寝かしつけた後に考える問いで、みなさんと一つのワークをしている喜びがありました。良い機会をありがとうございました。
・たった一言の問いかけと、そこから湧き上がる短くシンプルな自分だけの、"私"だけの答え。そこに今の自分が一番大事にしたいことが詰まっている。 私が私と向き合う時間をありがとうございました。そしてそんなたくさんの「私」に出会うことができ、心があたたかくなる時間をたくさんいただきました。
・素敵な瞬間をありがとうございました。新しい問いが流れてきた時は「今日は何かな?」とワクワクしながら参加しました。ネットの中に優しさが足りない時代なので…自分や他人へ思いを馳せるタイミングが増えていくといいですね。わたしも頑張ります。
・問いの根本を考えるようになりました。人はなぜ問いを持ち、問いに何を期待するのか。
・自分で自分にはなかなか問いかけられなかったりするので、よきせぬ問いから自分のことを見つめ直せました。
・問いは社会を繋ぐし、可能性を広げると改めて感じた。 Twitterとの連動でより強く上記の気づきを感じられて面白かった。
なぜ、PIECESが「問い」を贈るのか
「子どもの孤立」という問題に挑むPIECESが、なぜ「問い」を贈っているのか。
それは、子どもが孤立せず「こどもでいられる社会」とは、大人が自分でいられ、共に生きている、さまざまな人たちへのまなざしのある社会から生まれるものだと考えているからです。
「問い」を通じて想像すること。その想像力の先に、誰もが大切にされる社会があると私たちは信じています。 一見、結びつかないように見えるこの取り組みも、私たちの目指す社会をみなさんと一緒に広げていく営みだと思っています。
PIECESが贈った 20の「問い」
問いは、PIECESが全国で展開している市民性醸成プログラム「Citizenship for Children」で長年培ってきた問いかけのエッセンスを凝縮させたものです。#自分をみつめる #まわりをみつめる #世界をみつめる の3つのテーマに紐づいて問いを贈りました。すべての「問い」はキャンペーンサイトからご覧いただけます。
著名人からの「問い」のお返事
さまざまな分野で活躍する【18名】の方々から、問いのお返事をいただきました。みなさんのお返事はPIECES公式Instagramよりご覧いただけます。
オンラインイベント「問いのじかん」
代表の小澤いぶきが「問い」をゲストとともに深めました。たくさんの方にご視聴いただき、ありがとうございました。以下よりアーカイブをご覧いただけます。
#問いのじかん
ゲスト福田萌さん(タレント)
#問いのじかん「問いからみえる私と世界のこと」
ゲスト:佐藤慧さん(フォトジャーナリスト)
#問いのじかん「問いで深める生きるということ」
ゲスト:今西洋介さん(新生児科医)
誰もが尊厳ある一人の人として、大切にされるために
「問い」を通じて立ち止まり、この世界を共にしている自分や他者、世界に想いを寄せることは、共に生きる人を優しく想像することでもあります。
私たちの暮らしを見つめると、そこにはすでに多様な世界があります。
問いを通して、すでにある多様な世界に目を向け、その世界を感じ、受け取り、働きかけていくことの先に、誰もが大切にされる、子どもが子どもでいられる、自分が自分でいられる世界があると私たちは信じています。
だから、この取り組みを通して、願う社会を皆さんと一緒に広げる営みを続けていきたいと考えています。
問いを贈ろうキャンペーンは終わりますが、問いを贈り合い、応答しあう営みは、市民性の大事なエッセンスとして続いていきます。これからもぜひ、その広がりを一緒に育んでいただけたら嬉しいです。
東京大学医学系研究科 客員研究員/ 児童精神科医
Special Thanks:デザインで、つなげる、変える。サイ株式会社 | Sai company / まえじまふみえ
イラクでワークショップおよび研修を実施します。
PIECESは、特定非営利活動法人 JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)※のイラクでの事業に、トラウマインフォームドケアや、子どもや子どもに関わる人たちの持つレジリエンスをエンパワメントするという観点から関わっています。
この度、10月にPIECESの代表理事小澤がイラクに赴き、JIM-NETのこれまでの知恵や経験、専門性にPIECESの知恵と専門性を重ね合わせて、小児がんの子どもに関わる大人たちが自分たちをエンパワメントし、子どもへの健やかな関わりにつなげていくピアグループのサポート、そして子どもや自分たちのケアの実践に向けたワークショップと研修を行うことになりました。
JIM-NETがイラクにおいて、民族や文化といった様々な異なる背景を持つ方々との協働を丁寧に育んできた土台の上に、PIECESが日本で行ってきたトラウマインフォームドケ、心のケア、市民の力のエンパワメント、子どもへの関わりの知恵を重ね、すでに現地にある知恵や経験、レジリエンスを大切にしながら連携していきたいと考えています。
これまで日本における市民性の経験と知恵を共に耕してきた寄付者の皆さまに向けて、帰国後、報告会を予定しています。参加をご希望の方はぜひお申込みください。
※JIM-NET…イラク小児がん医療支援、シリア難民支援、福島基金(福島の子どもたちを放射能から守る活動への助成)を行うNGO
※今回は寄付者向けへの報告会となりますが、寄付付きチケットをご購入いただいた方にもご参加いただけます。
【イベントレポート】問いのじかん VOL.2 佐藤慧さん
PIECESがお届けする「問いを贈ろうキャンペーン」。
「問い」を通じて自分や他者、世界に想いを寄せる。その想像力の先に、誰もが大切にされる社会があると信じて、このキャンペーンを行っています。
オンラインイベント「問いのじかん」スペシャルバージョンでは、代表の小澤いぶきが「問い」をゲストとともに深め、考えます。二回目はフォトジャーナリストの佐藤慧さんをゲストにお迎えしました。
佐藤慧さんは、ウクライナをはじめ、これまでに様々な紛争地域を訪れ、平和について考え、発信されています。今回の対談では、慧さんが様々な地域で取材をされてきた経験から考えたことや大切にしていることを伺いました。
佐藤慧さんに答えていただいた「問い」とお返事
問いの答えに込められた想い
問いを受け取ったとき、思い出した二つの出来事について話してくれました。
一つは、パレスチナのガザにいる友人が「空を見るとビクビクしてしまう」と話していたこと。もう一つは、ウクライナで取材をしたとき、お孫さんとともに避難している方が「孫たちにはどんな未来を望みますか」という問いに対して、「平和な空さえあればいい」と答えたこと。
空が平和であることが、非日常になっている人がいるということ、そして平和でない空について子どもたちに問われたとき、私たちは答えを持っていなくていいのかという葛藤を感じられたそうです。
空は世界とつながっている感覚を知れるものだと思っていたが、その空を見上げること自体が、人の持つ暴力性を知るものとなったとき、私たちができることは何かを考えたいと小澤からコメントがありました。
「痛み」と「想像力」の欠如
ガザでは毎年3月に、東日本大震災の犠牲者を悼むために凧あげを行い、「この空はつながっている」というメッセージを送るイベントがあるそうです。佐藤さんはそれを知ったとき、嬉しさと同時に知らなかったことへの後ろめたさを感じたと話してくれました。空を見て「怖い」と思う人が少しでも減って、ポジティブな意味を持つことを願っているとお話してくれました。
佐藤さんは紛争地域などでの取材を通して、人がこんなに簡単に人を殺してしまうのは「痛み」と「想像力」の欠如があるからではないかと話してくれました。一人ひとりの痛みや苦しみを知りたいと思う心の姿勢やその想像力があればブレーキがかかる、それが世界に広がって欲しいという願いを話してくれました。
発信するときに気を付けていること:人の背景にある「縦の軸」と「横の軸」
誰か人と会うとき、私たちはその人に対して、受ける印象や自分なりの思い込みを持ちます。けれど、一歩俯瞰して、その人のこれまでのこと<縦の軸>、その人の横にいる友人や様々な人とのつながり<横の軸>、苦しみや喜びなどを想像することで、その人に対する壁を緩やかにすることができると話してくれました。一方で、戦場や貧困地域などで取材をする際は、勝手に想像して決めつけない、逆に想像できないこともあるという感覚も持つようにしていると話してくれました。
怒りや憎しみなどの負の感情の連鎖はどんどん続いていきます。人々の傍らにある世界を少し想像することで、自分の負の感情を止めて他の人に伝染させないということも、実は世界に対する小さな小さな貢献に繋がっているというお話がありました。
小澤はDialogue for Peopleが発信する記事について、その人が捉えている世界を大切に、分からない世界があることを前提にして書いている印象を受けると話しました。佐藤さんは記事を書くとき、「何のために伝えるのか」ということを常に意識し、声をあげようとしている人に重きを置いていると話してくれました。それを伝えてどんな世界になって欲しいのか、その声を届けてくれた人にとって少しでも生きやすい世界にするためにはどんな記事にすればよいのか、ということを考えているそうです。声をあげようとしてくれる人たちと一緒に、言葉を育んでいくという言葉が印象的でした。
「人権」が当たり前の社会へ
今の時代は特に、人権を社会へインストールすることが大切だというお話がありました。
足りなさを克服することを発展と呼び、便利さが進むことが幸福の尺度になっているが、佐藤さんにとっての幸福の尺度は、一日のうちにどれだけ感謝を感じられたかであるとお話くださいました。何事もあたりまえでないことに気づき、一人ひとりが自分の存在や何かにありがたいという気持ちを感じることができれば、人権が尊重される社会になると話してくれました。
小澤からは、本来当たり前ではないが、日常で当たり前になっていることに気づくメガネをかけることが大切だという話がありました。それと同様に、日常にある「権利」や「差別」に気づくメガネをかけられると、普段気づかなかった身近な権利に気が付けるのではないかという話がありました。
差別とは無自覚さから生まれるもので、自分が差別している側であることも多くあり、それに気づくことは一人では難しい。それに気が付くために、だれかと「問い」を投げかけあうことが必要だと佐藤さんから話がありました。
佐藤慧さんに答えていただいた「問い」とお返事
自分にとって大切な人を大切にする
平和をつくるのは、自分の大切な人を大切にすることの積み重ねであると佐藤さんはおっしゃっていました。
すべての人と仲良くすることはできずとも、その人を社会から排除しないことが重要である。排除しないということが人権や命の価値を考える最低限のベースだと話してくれました。そのためにも、まずは自分の周りの大切な人に笑っていてほしいという身近なところに立ち戻ることが大切だと話されました。
社会全体で排除を生まないようにしていくにはどうしていくべきか、多くの人と考えていきたいと小澤からコメントがありました。
佐藤慧さんからのメッセージ
様々な地域や文化に触れて、「世界はこんなにも多様で、こんなにも自分が知らないものがあるんだ」ということに気づき、「もっともっと色んなものに触れたい」という気持ちを育んでいってほしい。そうすれば戦争ほどくだらないものはないと思えるはず。
佐藤さんの問いのお返事をきっかけに、世界に目を向ける時間になったと同時に、自分の身近なことや人との関わりの大切さに気づく時間にもなりました。当たり前になっていることへのありがたさに気づき、大切な人と手を取り合って生きる自分でありたいなと感じました。
最後になりますが、ゲストの佐藤慧さん、配信を見てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
執筆:広報ファンドレイズ インターン 小森佳歩
以下よりアーカイブをご覧いただけます。
PIECES寄付者限定オンラインスペースPiece for Peace 【8月の活動ダイジェスト】
寄付者限定のオンラインスペースPforPの8月の様子をお知らせします。
※PforPは、メイトの皆様が寄付をしながら、社会も自分もwell-beingになることを目指して、イベントの参加やメイト同士で交流できるオンラインコミュニティです(詳細はこちら)。
日常を豊かにし、市民性を醸成するオンラインスペースPforP8月のダイジェスト
Citizenship lab~オンライン読書会を開催しました!
今回は、PforPのメンバーとオンライン読書会を実施しました。「最近読んだ本・おすすめ本の感想シェア会」というテーマで、メイトの皆さんと一緒にそれぞれの紹介する本の内容となぜその本を紹介したいと思ったのかの背景について話していきました。
イベントの中で紹介された本はこちら。
・『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』帚木蓬生著
・『タゴール・ソングス』佐々木美佳著
・『急成長を導くマネージャーの型 ~地位・権力が通用しない時代の“イーブン"なマネジメント』長村禎庸著
・『汝、星のごとく』凪良ゆう著
▶開催概要 8月27日(土) 13:00-14:00
▶「Citizenship Lab」は、”市民性に触れ、市民性を探求する”をテーマに、社会にもっと市民性が広がっていくことを目指し、ゲストの方をお呼びしてそれぞれの分野での市民性について学んだり、メンバー間対話よりこれからのアクションについて考えたりするイベントです。
ふとんで#まどラジオVol.10 【見えないものを見ようとして】
▶今回対話するメイトは?
ミキティ:
フリーランス。NPOピッコラーレ事務局、大学生のカウンセラー、企業の研修講師などをしています。
できることはカウンセリング、ヒーリング、占い。
格闘技が好きでTwitterやyoutubeで常に情報を追っています👀
もうすぐ2児の母!
▶ハイライトpick up!
ご自身の「にんしん」をきっかけに、孤立や葛藤は誰にでも起きうる身近なことだと体感したミキティさん。そんなときに「ピッコラーレ」と出会ったとか。ピッコラーレに関わるスタッフさん・利用者さん・寄付者さん、それぞれのエピソードを伺いました。
妊婦さんはマタニティマーク。多様な理由でヘルプマーク。では、一見健康な人が電車の優先席に座っているとき(そして例えば目の前に高齢の方が立っているようなとき)。わたしたちはその場面をどんなメガネで見るのでしょうか。
「見えない何かを持っている方々の集合体が社会だと思う。」その中で、いかに見ようとするか。ミキティさんのそんな姿勢が伝わってくる対話の時間でした。
▶開催概要
・8/26(金)@YouTube
・話し手:ミキティ・まい・ゆいつん
▶ふとんで#まどラジオとは
PIECESメイト同士が、自分の暮らしのサイズ感で市民性について対話するラジオです。
毎月第3金曜夜に20分程度配信します。週末の夜、ゆるゆると聞いてみてください◎
Piece for Peaceへのご参加をお待ちしております。
PIECES メイトのみなさんと、市民性醸成の道を一緒に歩んでいけること、楽しみにしています(単発寄付者の方も、期間限定でPforPに参加いただけます)。
<PforPの今後の予定>
【10/1(土)10:30-11:30@オンライン(zoom)】チェックイン会
毎月第1土曜日の朝に、雑談兼チェックイン(今感じていることなどを話す)会を開催しています。メイト同士の交流にもなりますし、なかなか外で話せないけど話したいことを共有できる時間になりますので、みなさんのご参加をお待ちしております!
「みつめるコース」が終了しました|CforCレポート
プログラムはオンラインにて実施されていますが、一部自主ゼミのみ、対面にて開催されました。
PIECESが行う市民性醸成プログラム “Citizeniship for Chiledren”(略してCforC)。
「地域の子どもたちに自分ができることをしたい」「すでに出会っている子どもたちに寄り添いたい」といった一般市民に向けて、3ヶ月~6ヶ月のプログラムを通じて「私らしい関わり」を探求していくプログラムです。
学びのプロセスに応じた3段階のコースで構成されているこのプログラム。CforCのエッセンスが詰まった基礎編「みつめるコース」は7月から開始し、9月に終了しました。
2022年度は北は山形から南は沖縄まで、30名の方が参加しました。こども食堂や団体を運営している方など自らが中心となって活動している方、ボランティアとして居場所運営に関わる方、これから子どもに関わることをしていきたいという方など、様々な背景を持った方がいます。
講座・ゼミ・自主ゼミから深める市民性
「みつめるコース」は、講座・ゼミ・自主ゼミの3つのプログラムで市民性を探求していきます。
講座では、PIECES代表理事の小澤いぶきをはじめ、アウトリーチ活動を行うNPO法人ビーンズ福島の山下さん、プレーワーカーとして活動する一般社団法人プレーワーカーズ/一般社団法人ジェイス理事の神林さんを講師に迎え、子どもの心のケアや心に寄り添うことについて、事例を交えて学びました。
ゼミでは、安心・安全な場について考えるワーク、自分の価値観や考え方の癖について考えるワーク、子どもへの関わりを探求するワークなど、講座で学んだことをもとに学びを深めました。
自主ゼミでは、自分らしい関わりを探るために自分の強みについて探求するワーク、心で応えるために必要な要素を出すワークなどを通して、講座やゼミでの学びをさらに多角的に探求しました。
「みつめるコース」参加者の感想
安心安全な場を作り出すことの大切さ、実際にどういう場が安全もしくは安全でないと感じるのか、その点の解釈の幅を広げることができました。実際のワークでは、自分とは異なる観点が沢山でてきて、一つの事例をさまざまなレンズで見ることができたな〜と思います。
皆さんから出てくるモノ(オンラインだけど「気」みたいなもの)を浴びることができたみたいです。質疑応答やグループワークで皆さんの話を聞いて、心臓の鷲掴み感を感じました。
「うけとるコース」「はたらきかけるコース」がはじまります
10月からは、子どもと自分の願いや価値観に気づき寄り添う「うけとるコース」、地域で自分らしいアクションを目指す「はたらきかけるコース」がスタートします。
CforCのTwitterアカウントやウェブサイトでは、プログラムでどんなことが行われているのかなどの情報を発信しているので、ぜひご覧ください!
イギリス・スウェーデンへ視察に行ってきました。|子どもの権利に関する活動報告
PIECES代表理事の小澤いぶきが、子どもアドボカシー学会が主体となって実施された子どもの権利や意見表明に関する海外視察として、イギリス・スウェーデンに行ってきました。
イギリスでは、子どもの声を様々な方法で聴き、それが子どもを取り巻く環境(家族、学校等、地域や自治体、国の政策)に反映されることを大切にしています。子どもの権利が守られているか、声が聴かれているかなどを独立して調査、把握、提言する機関が機能しています。
子どもの声を聴くことは、常にプロセスであり、聴けていない声もあること、だからこそ、フィードバックをもらいながら改善していく必要があることを政府やコミッショナー、現場の方々が共有しており、子どもの声を絶えず聴き続けようとする姿勢がとても印象的でした。
スェーデンでは体罰禁止法が策定されるまでは、子どもに対する視線が現在とは違ったといいます。体罰禁止法が策定され、それが市民の多くが手に取る牛乳パックなどの媒体を通して日常に認知される中で、子どもが尊厳ある権利主体の一人の人であり、体罰をしなくても育つことが理解され、実践されました。
また、民主主義の価値を育むことが1歳からの指導要領に明記されており、そのためのコアエッセンスである子どもの参画と影響(子どもが周囲や社会に影響ある存在であることを体験する)を、日常の中で体験や遊び、授業を通して学んでいきます。
自分たちの声が聴かれ、応答されること、他者の声を聴き、応答することが、例えば公園や校庭の設計、遊具の設置、保育園での活動にも反映されている光景がとても印象的でした。
PIECESも、誰もが一人の尊厳ある権利主体であるという考えのもと、活動を行っています。特にその権利が見過ごされがちな「子どもの権利」へのまなざしを日々問い直し、海外視察から学んだことを活動に活かしていきます。
※海外視察についての詳しい報告は、子どもアドボカシー学会にて、10月2日18時〜実施されます。
学会登録により参加できますので、この機会にぜひご検討ください。
※PIECESとしての報告会も検討しています。決まり次第、ウェブサイトにてお知らせします。
PIECESは、子どもの周りに信頼できる他者を増やすことで、子どもが孤立しない地域をつくることを目指しています。子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすための市民性醸成に取り組んでいます。
単発でのご寄付や月額寄付者を募集していますので、ぜひご支援よろしくお願いいたします。
【イベントレポート】問いのじかん VOL.1福田萌さん
PIECESがお届けする「問いを贈ろうキャンペーン」。
「問い」を通じて自分や他者、世界に想いを寄せる。その想像力の先に、誰もが大切にされる社会があると信じて、このキャンペーンを行っています。
オンラインイベント「問いのじかん」スペシャルバージョンでは、代表の小澤いぶきが「問い」をゲストとともに深め、考えます。初回は、タレントの福田萌さんをゲストにお迎えしました。
福田萌さんは現在、シンガポールで生活しながら、児童虐待チーム「こどものいのちはこどものもの」やママのためのオンラインサロンを実施されています。
今回はシンガポールでの生活、子育てから感じる市民性などについて対談しました。
福田萌さんに答えていただいた「問い」とお返事
「いただいた幸せを返したい」という想い
対談では萌さんが現在お住まいのシンガポールで感じる市民性について、伺いました。
シンガポールではお子さんと手をつないで扉を開けようとすると、周りにいる人々が挨拶と共に笑顔でその扉を押さえてくれる、温かい気持ちを沢山受け取っているというエピソードをご紹介いただきました。今回、その方々を思い出し、問いのお返事をくださっています。
シンガポールの人々が温かく接してくれる理由を「その方々自身がそこに居ることを楽しんでいる」「同様の温かい気遣いを受けてきた経験からなのではないか」とおっしゃっていました。温かい気持ちを受け取ることで、萌さん自身も「いただいた幸せを私も返したい」という気持ちが芽生えているとお話くださいました。
違いを認め合う文化
シンガポールで子育てをする中で「多様な人が同じ国で生活していることから『違って当たり前』という文化を感じる」とお話くださいました。会話が円滑に進まなかった際も、理解しようと耳を傾けてくれる優しさがある国だと萌さんは感じているそうです。
相手と接した際に、ラベリングから入るのではなく、純粋な関心から入る特徴があるのかもしれないと小澤は重ねています。子どもを取り巻く環境において、寛容な視点があるということは、SOSを出しやすいことに繋がるという話がされました。
様々な人の視点を入れたまちづくりデザイン
ベビーカーを押していると、ちょっとした段差があるだけで前に進めないなどの経験を通して、母親になって自分が弱者になったような感覚があったとご自身のリアルな想いを伝えてくださいました。
萌さんは、様々な立場の人の視点を持つことが、まちづくりやお店づくりへの新たな気づきに繋がると考えています。小澤も、『もし私がこの人だったら』『この人の経験を社会に繋げるとしたら』という視点を大事にしたいと言及しています。
萌さんからのメッセージ
問いを通じて、自分の状況や自分がされて嬉しかったこと、悲しかったこと、想いを改めて見つめ直すことができています。
是非、問いを通じて、自分の願い、新しい自分を見つけるきっかけにして欲しいです。
シンガポールでの子育てエピソードと共に、新たな視点から「問い」を考えることができた時間になりました。置かれている状況が違えば、感じること、思うことが違うことは当たり前です。
だからこそ、自分の立場を違う人の想いを想像することが、色んな人への安心感や心地よさ、大切にされているという感覚に繋がります。
この時間を通じて、改めて「問い」をきっかけに、自分、地域、世界に対する想像を膨らませていきたいと思いました。
最後になりますが、ゲストの福田萌さん、配信を見てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
執筆:広報ファンドレイズ インターン 挽地真央
以下よりアーカイブでご覧いただけます。
次回は、9月16日(金)21:00より、フォトジャーナリストの佐藤慧さんをお迎えし、開催予定です。
PIECES公式SNS(Facebook、Twitter)より、ご自由ご覧いただけます!
YouTubeからご覧いただく場合はこちら https://youtu.be/iBycL-Wakps
また、毎週月・水・金曜日にTwitte、Instagram、LINEにて問いを配信しています。是非、問いを通じて、ホッと一息ついてくださいね。twitterではさまざまな方のお返事もご覧いただけます。
夏休み明け、子どもとのコミュニケーションで大切にしたいこと
夏休みなどの長い休みが終わるとき、普段生活している場所以外の選択があることにほっとしたり、新学期にワクワクしたり、ちょっぴり憂鬱な気持ちになったり、しんどいなぁと感じたり、さまざまな感情が出てくるかもしれません。しんどい、憂鬱だよ、と言えないこともあるかもしれません。
「しんどいな」が埋もれずに、大切にされるためには―
子どもとのコミュニケーションで大切なこと
環境が変化する時、わたしたちはいつもとは違うからだやこころのサインを受け取ることがあります。それはとても自然なことであり、わたしたちのもつ力でもあります。
どんな気持ちか、子ども自身も言葉にしづらいことがあります。何かいつもと違うサインが出ているなと感じたときは、以下のことに気を付けて子どもたちとコミュニケーションを取ってみてください。
<言葉かけ>
子どもの感情を否定せずに受け取ってください。子どもは言葉だけではなく、さまざまな形で自分の気持ちのサインを出しています。さまざまな表現を丁寧に受け取り、子どもがどんな体験をしているのかを共有できる安全をつくってみてください。
自身の経験や判断、思い込みをちょっとだけ傍に置いて、子ども自身が何を感じ、どのような体験をしているか、声にしていない心の声に耳を傾けてください。そして、教えてくれた体験や感情に対して、それを共有してくれた勇気への敬意を持ちながら、ジャッジすることなく、「受け取ったこと」を肯定的に伝えてみてください。
子ども自身が「どうしていいか分からない」と感じている場合、立ち止まっている様子がある場合は、そのように感じることもとても自然なこと、そう感じることを共有してくれてありがとうということを伝えてください。そして他の気持ちや感じていることも話したいタイミングで話して大丈夫だということ、どうしていいか分からないことを一緒に考える方法もあるということ、一緒に考えたいと思っていることを共有してみてください。その子が「一緒に考えたい」と感じたタイミングで話してほしいことを伝えてください。
「私以外にも、こんな人に聞いてみたり、こんな場所に行ってみる、こんな選択肢もあるみたいだよ」とうことを、押し付けるのではなく、子どもがどうしたいかを大切にする姿勢で共有するなど、選択肢の情報共有もとても大切なことの一つです。
<行動>
毎日行っていたルーティンや日課を大切にしてみてください。また、規則正しい生活(いつもと同じ時間に寝る、ご飯を食べるなど)は安心感に繋がることがあります。
すでにやっていること、できていることに目を向けてみてください。歯を磨いた、ご飯を食べた、好きなことをした、漫画を読んだ、疲れたから横になった、深呼吸したなど、私たちは負荷がかかっている時でもたくさんのことをしています。書き出したりリストにしてみることで、目を向けやすくなるかもしれません。大人が伝えるだけではなく、何より子ども自身の考えや感じていることを聴くことを大切にしてください。今日と明日で意見が変わるのも自然なことです。それを子どもと共有し、安全に声を出していいと思える環境をつくってみてください。
子どもにかかわることは、子どもの考えをまず聴き、話し合って一緒に決めるようにしましょう。
子どもの「やりたい」を尊重する時間を、作ってみてください。
子どもの力を信じてかかわる
どんなに小さくても、子どもは尊厳ある一人の人間です。大人がそうであるように、それぞれの考えや視点、感情に耳を傾け、尊重することから心地よいコミュニケーションが始まります。
一人の権利主体であり、尊厳ある「人」として子どもと関わることで、保護者自身の中に葛藤が生まれることもあるかもしれません。ご自身の葛藤も大切にしながら、保護者の方もまた、自分が一人の人として大切にされたり、ケアされる時間をつくってください。
書き手:
小澤いぶき
PIECES代表理事・児童精神科医
参考:子どものこころのケアに役立つ資料(兵庫こころのケアセンターより)
PIECESは、子どもの周りに信頼できる他者を増やすことで、子どもが孤立しない地域をつくることを目指しています。子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすための市民性醸成プログラムを展開しています。
単発でのご寄付や月額寄付者を募集していますので、ぜひご支援よろしくお願いいたします。
みつめるコースがスタートしました|CforCレポート
専門性や経験がなくても、自分にできることで子どもに関わるには?~想いを受け止め合う自己紹介を経て~
子どもに関わるのは専門性を持った専門職、ボランティア活動をしている支援者、そういった限られた人たちだけでよいのでしょうか。
自分にできることで子どもや地域・社会に関わりたい
私たちPIECESが行うCitizenship for Children(略してCforC)は、「自分にできることで子どもや地域・社会に関わりたい」という想いを持った、専門職でも支援者でもない、一般市民向けに行っているプログラムです。
専門職から関わりの視点や知識を学び、仲間とのワークを通して子どもと自分の両者にとってよい関りを探求していきます。
「自分にできることで子どもや地域・社会に関わりたい」、共通した1つの想いを持ち参加者は集まりましたが、その背景には、多様な経験や視点、価値観があります。
異なる経験や視点・価値観を持つ人たちが対話を重ね共に学びあう。その営みによって新たな視点が生まれ、子どもの想いや願いに対する仮説も広がっていきます。
しかし、自分とは異なる意見を受け止めることは簡単ではありません。意見の背景にある想いや願いを想像して受け止めることが必要になるため、CforCでは互いに受け止め合うことを大切にしています。
互いの想いを受け止め合う自己紹介
プログラムの始めに、約100分の時間をつかった自己紹介を行います。一般的な自己紹介では、名前や出身地、普段していることなどの情報だけが語られることが多いですが、この場ではCforCに至るまでのあなたの物語について語ってもらいます。
辛かった自分の過去がある、新たに一歩踏み出したい、現場での葛藤がある。参加者それぞれの想いを受け止め合う時間は、これからのプログラムに欠かせない基盤になっていきます。
ゼミの後半では事例を用いて、子どもにとって安全と感じられるのか、安全と感じられないのであればそれはどうして?ということについて意見を出し合いました。
当日の内容について、2名の参加者の感想を共有します。参加者目線からどんなふうに感じたのか、ぜひご覧ください。
参加者の感想①(いっちゃん)
今回、初めての方々との自己紹介。リアル、オフでも自己紹介をする場は結構ありますが、一人5~7分の長い自己紹介はするのも、聞くのもないので新鮮でした。また、みなさん、大きくはCforCという同じテーマや目的意識で集まっているのに、ポピークラスの中だけでも、動機やバックボーンや性格(考え方)がバラバラで面白いなと改めて。
例えば、「子どもに対して何かすること」に、すごく責任感、恐怖心まで持っている慎重な姿勢の人もいれば、良い意味で肩のチカラが抜けていて「自分が楽しいことを」「自分がやってもらって嬉しかったことを」「自分が自由に生きたいことの延長線上にある」という人もいる多様さで、小澤さんがおっしゃっていた「一人の子どもに複数のいろいろな大人が関わることの大切さ」というのはこういうことなんだろうなと思いました。
参加者の感想➁(Mさん)
安心安全な場を作り出すことの大切さ、実際にどういう場が安全もしくは安全でないと感じるのか、その点の解釈の幅を広げることができました。
実際のワークでは、自分とは異なる観点が沢山でてきて、一つの事例をさまざまなレンズで見ることができたな〜と思います。
同時に、実践の場で他者を巻き込みながら安心安全の場を展開していくことの難しさとも葛藤しています。葛藤すること自体は悪いことではないと思うので、まずは3ヶ月マインドセットという形と通して、その葛藤とうまく付き合っていきたいです
1人の子どもに多様な大人が関わる
仲間の想いを聞くことで、自分にしかない視点や価値観があるということに気づきます。
専門職や支援者だけでなく、多様な市民1人ひとりが想いを形にして、子どもや地域・社会と関わる。そうすることで、子どもだけでなくみんなが暮らしやすい地域になるのではないでしょうか。
【PIECES活動報告会レポート】子どもが子どもでいられる社会のつくり方
2022年7月22日にPIECESの活動説明会を開催しました。スピーカーはPIECES理事の斎が行いました。
子どもを取り巻く「孤立」の現状やPIECESが考える「市民性」など、活動説明会の内容をご紹介します。
斎とPIECES
児童養護施設にて施設で生活する子どもたちの息苦しさに直面したときたとき、子どもたちのケアと同時に、地域に信頼できる大人を増やすことが必要ではないかと考えました。そのようなことを考えていた時期に、現PIECES代表である児童精神科医の小澤いぶきと出会ったことがPIECESを始めるきっかけとなりました。
最前線で子どもと関わっていた二人が、「子どもたちが安心できる社会をつくる」という大きな目的を持っていたことがPIECESの始まりです。私自身も子どもと関わる現場で働く中で、地域の大人の力が必要であると感じる場面がいくつもありました。そのような経験を通して私自身も、子どもと大人が優しい関係性を持つ重要性に共感しています。
子どもを取り巻く「孤立」の現状
ユニセフの調査によると、日本では29.8%、10人に約3人の子どもが孤独を感じています。この数字はOECD諸国で最も高く、我が国において子どもの「孤立」は大変懸念すべき問題です。そもそも子どもの孤立とは具体的にどのような状態なのでしょうか。PIECESは、困ったことやしんどいことがあったときに、頼ったり助けてもらえる環境が子どもの周りにないことを、子どもの孤立と考えています。適切なケアを受けられなかった子どもは、人への信頼感がなくなる・自分を大切にできなくなるなどの悪循環に陥ってしまい、心の孤立が深まってしまいます。そして人に頼ることができずに、苦しみを自分一人で抱え込んでしまいます。
PIECESの取り組み
PIECESは、自分を大事にしながら相手を尊重する「優しい”間”」を大事にしています。専門職でなくても「子どものために何かしたい人」が多くいること、そして彼らが悩みながらも子どもの心に寄り添いながら自分自身と対話することで、PIECESにて優しい間が生まれました。親でも先生でもない「市民」による関わり、そして各々の「市民性」を醸成することが、自分を大切にし相手を尊重できる優しい間を増やすとともに、少しづつ社会を良くするパワーに変わっていくと考えます。
私も苦しい時に気兼ねなく相談できる人がいたおかげで、安心できるとともに前向きな気持ちになった経験があります。そして、相談できるという安心感は、子どもたちにとっても同じものであると思いました。私も地域に生きる市民として、優しい間作りに参加していきたいと思っています。
市民性を醸成するプログラム「Citizenship for Children」
PIECESでは、子どもに何かできることをしたいと考えている人、地域・社会との関わりを探している人に向けたプログラム「Citizenship for Children」(以下「CforC」)を提供しています。CforCは、子どもの心に寄り添うだけでなく、自分たちの心地よい関わりを探求し、自分にできるアクションを考えることを経て、市民性の醸成を達成することを目指しています。言い換えれば自分も社会もwell-beingになるためのプログラムです。
CforCでは、専門家の講座で知識を得る、仲間と思考を深める、そしてアイデアを形にするなど多様な学びのプロセスを体験する中で、自分にできることを探求していきます。子どもとのかかわりには正解がないからこそ、様々な人の声に耳を傾けながら、学び続け、問い続けることが重要であると考えます。また修了生は各地で独自のプロジェクトに取り組むことで、地域での暮らしを豊かにし、子どもたちと共に優しい間を作り上げています。
CforC参加者の中には、同じ志をもった仲間と出会えたことで自分にも子どものために何かできると思えるようになったという声がありました。優しい間から生まれる市民性は、子どもの孤立を防ぐだけでなく、大人にとっても人との繋がりを感じることができる機会となるのではないでしょうか。
そして参加者は累計で166名、2021年は64名と過去最大規模となりました。
これからはCforCのノウハウを広げていくことで、市民性の醸成をさらに進めていき、全国各地に子どもが孤立しにくいコミュニティが生まれるように働きかけていきます。
PIECESの組織について
PIECESへの関わり方はCforCだけではありません。運営活動にコミットしていただいている方や寄付という形で応援していただいている方、多様な関わりがこの団体を支えています。
またPIECESでは以下の4つのことを大切にしています。
①自己と他者を尊重するコミュニケーションを心がける
②多様な価値観に耳を傾ける
③心から動く
④ひらかれたweのマインドを持つ
私たち自身が日々価値観をアップデートしていき、自分たちの市民性を育んでいく。そうして作られる優しい間を社会に還元していくことを目指す団体です。
最後に
ここ数年の社会情勢の変化で、私がなんとなく思っていた当たり前は、当たり前じゃないのかもしれないと思うようになりました。「子どもはどう考えているのか」「自分には何ができるのか」たくさん考えて問い続けながらPIECESの活動に参加しています。
こんな時だからこそ、色々な背景を持つ人々と触れ合い、多様な価値観に目を向けることが、子どもたちのためにも、社会のためにも、そして自分のためにも必要なのではないかと思っています。
最後となりますが、活動説明会に参加していただいた方々、誠にありがとうございました。
執筆:広報ファンドレイジング インターン 大久保勇吾
PIECES寄付者限定オンラインスペースPiece for Peace 【7月の活動ダイジェスト】
寄付者限定のオンラインスペースPforPの7月の様子をお知らせします。
※PforPは、メイトの皆様が寄付をしながら、社会も自分もwell-beingになることを目指して、イベントの参加やメイト同士で交流できるオンラインコミュニティです(詳細はこちら)。
日常を豊かにし、市民性を醸成するオンラインスペースPforP7月のダイジェスト
マイクロ書店の取組から学ぶ市民性の耕し方〜Citizenship Labメイトアクション探検編〜
今回は、初の出張編ということで、5月にメイトアクション実践編の中の話ででていた、”マイクロ書店”の取り組みを伺いに行きました。伺った場所は、メイトの仲間の1人が運営に関わっていらしゃる、松陰神社前近くの”100人の本屋さん”。
実際に足を運んでみると、本が10~20冊程度入るだろうかという小棚スペースに、マイクロ書店をそこで開いている方々の思いが込められた空間が広がっており、伺ったメンバーでとても楽しい時間を過ごしました。現在様々なコンセプトでこのようなマイクロ書店が広がっているということで、今後PIECESのマイクロ書店をどこかのスペースで始めることができるのでは、という話や、現在コミュニティスペースを開いているPIECESの繋がりの場所でもこのようなマイクロ書店のような取り組みを始めることもできるのではないか、という話で盛り上がりました。 とてもワクワクする機会でしたので、今後も気になった場所などあれば、メイトの皆さんと探索をができる機会が作れればと思います!
▶開催概要
7月3日(日) 14:30-17:00
▶Citizenship Labとは
”市民性に触れ、市民性を探求する”をテーマに、社会にもっと市民性が広がっていくことを目指し、ゲストの方をお呼びしてそれぞれの分野での市民性について学んだり、メンバー間対話よりこれからのアクションについて考えたりするイベントです。
HIPAHIPA!まどラジオ~ゲスト回~お家を地域に開放する~周りを巻き込みながら活動する難しさとは
今回のHIPAHIPAまどラジオは、福岡県大野城市で活動する小屋カフェtoriのりょうこさんをお招きして、お話を伺いました。小屋カフェtoriでは、ハンドメイドアクセサリーやフェアトレード雑貨、パティシエによるスイーツ、コーヒーなどの販売をしています。自分らしく周りの人を巻き込みながら自由に活動したい、一方でその難しさも感じていることについて対話していきました。
▶今回のハイライト
・toriの活動を通して、地域の子どもから高齢の方まで参加できる関わりの豊富さ
・りょうこさんがアタックして実現!IKEAのフードトラックが子ども食堂に!
・助成金によって活動が広がる一方、「ちゃんとやらなきゃ」としんどくなってしまう
▶開催概要
7/16(土)10:30-11:30
▶HIPAHIPAとは
子どもたちとの関わり方や市民性についてみなさんと考える対話イベントです。地域で活動している仲間の話を聞いて共に考えるゲスト回、こんなときどうする?ということを共にテーマから考える対話回があります。
ふとんで#まどラジオ【vol.09 “市民性という共通言語”】
▶今回対話するメイトは?
こまちゃん:
2020年度のCforCプログラムを受講し、子どもとの関わりや自分の大事にしたいことを何度も問い続けたというこまちゃん。CforCプログラムで考え抜いたからこそ、いま小学校の先生としても、在りたいかたちで子どもたちと関われている。そう語ってくださいました。
10年後ぐらいに子どもがフラっと寄れるような居場所を作りたいという夢もふくらませているこまちゃんから目が離せません!
▶ハイライトpick up!
・社会への眼差しを周囲の人にシェアしているみこりん。旅先などでの一期一会を大切にしているこまちゃん。
ラジオ前半は、お二人の「暮らしの中の市民性」について聞いていきました。
・生まれた場所が道一本隔たっているだけで、大きな格差が生じてしまう。大阪でそんな現状と出会い、衝撃を受け、どうすればいいんだろうと考えてきたこまちゃんとみこりん。
ラジオ後半は、この課題意識を持った上でCforCを受講したこまちゃんのお話を掘り下げていきました。
▶開催概要
・7/22(金)@YouTube
・話し手:こまちゃん・みこりん・ゆいつん
▶ふとんで#まどラジオとは?
PIECESメイト同士が、自分の暮らしのサイズ感で市民性について対話するラジオです。
毎月第3金曜夜に20分程度配信します。週末の夜、ゆるゆると聞いてみてください◎
Piece for Peaceへのご参加をお待ちしております。
PIECES メイトのみなさんと、市民性醸成の道を一緒に歩んでいけること、楽しみにしています。
<PforPの今後の予定>
【8/26(金)22:00〜配信】 ふとんで#まどラジオ_vol.10“見えないものを見ようとして”
ご自身の「にんしん」をきっかけに、孤立や葛藤は誰にでも起きうる身近なことだと体感したミキティさん。そんなときに「ピッコラーレ」と出会ったとか。ピッコラーレに関わるスタッフさん・利用者さん・寄付者さん、それぞれのエピソードを伺いました。
【8/27(土)13:00-14:00@オンライン(zoom)】Citizenship lab~読書会~
最近読んだ本・おすすめ本の感想シェア会を開催します!幅広いジャンルの本からテーマは選んで頂いて構いません。
【9/3(土)10:30-11:30@オンライン(zoom)】チェックイン会
毎月第1土曜日の朝に、雑談兼チェックイン(今感じていることなどを話す)会を開催しています。メイト同士の交流にもなりますし、なかなか外で話せないけど話したいことを共有できる時間になりますので、みなさんのご参加をお待ちしております!
【PIECES ROOMレポート】小澤いぶきが今聞きたい、あの人の市民性 | VOL.2 犬山紙子さん
PIECESを応援してくださっている各界の著名な皆さまと一緒にライブ配信を行う「PIECES ROOM - 小澤いぶきが今聞きたい、あの人の市民性 -」の第2回を開催しました。
PIECES ROOMは、市民性の意味や、市民性の先にある優しい間が広がる世界について、PIECES代表の小澤いぶきとゲストの方が語り合う配信です。
第2回ではゲストに、イラストエッセイストの犬山紙子さんをお迎えしました。
子育て真っ最中という共通点から、実際のエピソードやそこで感じたことを中心に対談が進みました。こちらのレポートでは、配信の内容を簡単に紹介します。
専門家でない大人にもできることがあるはず
コメンテーターとしてもご活躍されている犬山さんは、児童虐待の解決に取り組む「こどものいのちはこどものもの」としても活動をされています。日々子どものニュースに触れる中で、選挙権を持っているのは大人、子どもの意見や気持ちを汲み取ることも大人が積極的に取り組んでいく必要があるのではと感じられたそうです。「子どもに向けて、専門家でない大人にもできることがあるはず」「橋渡し、手を繋ぐ存在になっていきたい」とお話くださいました。
子どもたちから学ぶ市民性
小澤からの「市民性を感じた瞬間はあるか」という問いに対し、お子さんが1歳のとき、電車の中でぐずり始めた際に、小学生の男の子があやしてくれたエピソードをお話くださいました。お子さんだけでなく、犬山さんご夫婦もその小学生の行動に嬉しさを感じたとお話くださいました。小澤は、子どもたちといるとハッとする気づきがある。子どもたちの率直さが、人と境界線なく関わることを可能にしていると言及しました。
「わたしはここに居ていいんだ」という感覚
市民性を発揮するには頑張る必要がある、と感じられる方もいらっしゃっるかもしれません。でも小さなことでも相手に安心感を与えることができると小澤は考えています。産後、犬山さんはあるお仕事の現場にて、子育て経験のあるスタッフの方が仕事をしやすい環境を整えてくれたエピソードをお話くださいました。「この気遣いが、『子育て中でも、わたしはここに居ていいんだ』という気持ちに繋がった。自分自身が救われた。」とお話くださいました。小澤は、「わたしはここに居ていいんだ」という感覚を連鎖・手渡しされる環境が生まれることへの願いを重ねました。
市民性の循環
続けて犬山さんから、小さなお節介を行っていくことが大事だと感じているとお話がありました。「子育てを経験することで、子育てに対する解像度が上がり、子どもに対する”市民性”が変わってくるのかもしれない。しかし、体験したくとも体験できないこともあるということを踏まえると、「考える教育」が必要だと感じている。そして、これは子育てだけではなく、マイノリティな分野に対しても当てはまる」とお話くださいました。また大人が姿勢を見せていくことも大切だとおっしゃていました。
犬山さんからのメッセージ
「センセーショナルなニュースを見た際に、怒りの感情が湧くことは起きてもいいこと。その上で、一度立ち止まり、予防するために自分なりにできることを考えることも大切なのではないか」とメッセージをくださいました。
リアルな子育てエピソードと共に、市民性について改めて考えることができた時間になったのではないでしょうか。「私はここに居ていいんだ」という感覚は、誰かの小さな気遣いから生まれていくものです。受けた気遣いが、次に誰かへの気遣いに繋がっていく、連鎖していく、その先に優しい未来が待っています。日々の生活において、自分を大切にしながらも、周りに対しての気遣いを持ち続けていきたいと改めて思えた時間でした。
PIECES ROOMの配信はアーカイブとして残っています。配信に興味を持ってくださった方はぜひ見てみてください。また、PIECES ROOMは様々なゲストをお迎えして、定期的に配信予定です。ぜひ今後もチェックしてもらえると嬉しいです。
最後になりますが、ゲストの犬山さん、配信を見てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
執筆:広報ファンドレイズ インターン 挽地真央