市民としての関わりが「子どもが大切にされる社会」に繋がる
「子どもが大切にされる地域や社会でありたい」
それは、多くの大人の願いではないでしょうか。
子ども・若者の不登校や自殺が増え続ける中で、孤立の問題は切っても切り離せません。
地域のなかで、ちょっと気にかけてもらえる、誰かと一緒に勉強する、ご飯を食べる…そんな日常の関わりこそが、子どもたちの中に「誰かを信頼する気持ち」を育み、孤立を和らげていきます。
「市民性」について取り扱う講座
1人の市民としての関わりを私たちは「市民性」と呼んでいます。
今回は、PIECESが実施している「市民性」を探求する数ヶ月のプログラム「Citizenship for Children」(CforC)の一部を、特別公開することにしました。
・市民性とは何か
・子どもを取り巻く問題の現状
・市民性の事例紹介
・市民性を発揮する上で大切にしたい観点
まちの子どもたちに関わっている方、これから何かしたいと考えている方、仕事として携わっている方、そして今は子どもと関わっていなくても「子どもが大切にされる地域や社会」の実現を願っているすべての方におすすめの内容となっています。この機会にぜひ、子どもの隣にいる大人のあり方を考えてみませんか。
【こんな方にオススメ】
・まちやコミュニティでの子どもあるいは多世代向けの活動を、より良いものにしていきたい
・専門家としてではなく、一市民の立場で活動をしていきたいが、自分に何ができるかよく分からない
・CforCのプログラムに参加したいと思ったことはあるけど、まだ参加できていない
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【特別講座の概要】
■日時:2025年7月5日(土)9:30-12:00
■会場:オンライン(ZOOM)
※ZOOMを使用したオンライン、リアルタイム配信。
質疑応答をその場でやりとりする同時双方向型で行います。
■参加費
①当日参加チケット:社会人1,500円、学生1,000円
複数で参加される場合は、参加される方それぞれにお申し込みください。
※PCやタブレットなども一人1台ご用意ください。
②アーカイブ視聴チケット:社会人1,500円、学生1,000円
※アーカイブ視聴チケットは講義部分のみになります。参加者間の対話部分は含まれませんのでご了承ください。
■お申込み:Peatixにてお願いいたします。https://cforc-250705.peatix.com/
■講座内容
子どもを取り巻く現状を知り、「市民性」というキーワードを手掛かりに、子どもが孤立することなくWell-beingに生きられる地域や社会を育むために必要なことをともに考えていく講座です。
<主な内容>
①市民性とは
②子どもを取り巻く現状
③子どもが大切にされる社会のためにできること
④自分の身の回りにある市民性を見つけるワーク
■講師
斎 典道(さい よしみち)
NPO法人PIECES 代表理事/ソーシャルワーカー(社会福祉士)
1988年生まれ。児童養護施設での子どもたちとの出会いから、ソーシャルワークの道に進む。2012年には北欧の社会福祉を学ぶためデンマークに1年間滞在。制度や仕組みとともにある「市民性」の価値に深い感銘を受ける。
日本福祉大学大学院在学中に児童精神科医の小澤と出会い、PIECES設立に参画。理事兼事務局長として、事業・組織の両側面から事業運営に携わったのち、2024年9月から代表就任。市民性や共在感覚の醸成が公私におけるテーマ。
■主催 NPO法人PIECES https://www.pieces.tokyo/
「市民性」についての探求と実践を「Citizenship for Children」(CforC)というプログラムを通じて約10年間実施。これまでに550名以上の方が参加し、現在も2025年度のプログラムが進行中。
子どもの周りに信頼できる他者を増やすことで、子どもが孤立しない地域をつくることを目指しています。子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすための市民性醸成プログラムや啓発活動を実施。一人ひとりが自分らしい市民性を醸成し、行動できるようになることで、子どもと自分、地域のウェルビーイングをつくることができると考えています。
その他、ご不明な点などございましたら、下記お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
■お問い合わせ
NPO法人PIECES 担当:泉森(いずもり)
Eメール:cforc@pieces.tokyo
【講座】子どもを取り巻く「いま」と、私なりの関わり方を考える~多様な7人の実践者から学ぶ~
通年/前期/後期のお申込みを受付中!詳細は下記ページをご覧ください。