ショックな事件に対して、私たちの心を守るためにできること

事件や事故の情報に触れることは、心身に大きな負荷を与えます。
子どもたちはもちろん、大人である私たちが心を守り、知らないうちに心を傷つけないためにできることをまとめました。

報道されたことに対してショックなどを受けたり心を痛めたり過覚醒になっている場合の対応

・情報から離れる

・深呼吸をするなどのリラクゼーション

・日常のやることを行う

・誰かに相談する

このような報道で、ショックを受けたり何か過去のことを思い出して動悸がしたりつらくなったり、社会が安全でなく感じることがある。これはとても自然なことです。

起こったことが気になるのもとても自然ですし、いろんな感情がわいてくるのも自然なことです。

こころがざわざわする、落ち着かない、前の嫌なことを思い出す、イライラする、何かに手がつかない、身体が緊張している、呼吸がはやい、動悸がする、やる気が出ない

などいつもとちょっと違ってしんどいなというときは、ニュースから離れましょう。

誰かと話す、深呼吸をする、ゆっくりお風呂に入るといった、ケアをしながら普段の日常を取り戻しましょう。

自分は大丈夫と思っていても、情報に触れ続けずに、情報から定期的に離れる時間をつくってください。

衝撃的な映像や、誤情報、特定の属性への非難等の拡散を深呼吸して保留するのも、自分や周りを守ることにつながるかもしれません。


参考となる記事やツールを掲載します。ご活用ください。

●事故や災害が起きたときのケアについて 〜 子ども「心」のケアの視点から 〜

https://note.com/ibukiozawa/n/n8a7351179ee4

●大規模災害、事故などの直後に提供できる、心理的支援のマニュアル

「サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き 第2版」

https://www.j-hits.org/document/pfa_spr/page1.html

●子どものこころのケアに役立つ資料(兵庫こころのケアセンターより)

https://j-hits.org/document/child/